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自動車燃費基準強行の環境部に業界反発…世界で最も強力なレベル

自動車の平均エネルギー消費効率基準・温室ガス排出許容基準及び適用・管理等に関する告示 

  • 自動車燃費基準強行の環境部に業界反発…世界で最も強力なレベル
環境部が2020年までに自動車の平均燃費基準を24.3㎞/ℓ、温室ガス基準を97g/㎞と大幅に強化する自動車環境基準案を30日、官報に掲載した。この基準案は、来年から段階的に施行される。これに対して、自動車業界は「業界の意見を無視した実現不可能な目標だ」と強く反発している。

環境部が昨年9月に関連基準案を行政予告した後、業界は数回「見直し」の意見を伝えたが、政府が既存の基準案を強行したということだ。政府は来年には10%の自動車がこの基準を満たすようにし、翌年から毎年20%、30%、60%に拡大した後、2020年にはすべての車に適用する計画。達成できなければ課徴金を賦課する方針だ。

この日の官報に掲載された『自動車の平均エネルギー消費効率基準・温室ガス排出許容基準及び適用・管理等に関する告示』によると、2020年燃費基準(24.3㎞/ℓ)と温室ガスの排出基準(97g/㎞)は、自動車メーカーの反発にもかかわらず、当初の案が維持されたまま自動車販売算定方式がいくつか修正された。完成車メーカーが電気自動車を1台売れば3台を販売したものと、軽自動車1台の販売は1.2台の販売で計算して自動車メーカーの平均燃費を多少高める方式だ。

しかし、自動車業界は「とても不備な補完策」だと訴えている。たとえば、韓国国民が車をすべて1000㏄軽自動車「モーニング(燃費15.2~17㎞/ℓ、温室ガスの98〜112g/㎞)」に変更しても、この環境基準を達成できないという主張だ。

国内の5つの完成車はもちろん、国内に進出した輸入車メーカーすべてが直接的または間接的に政府にこのような環境基準を達成することは困難であるという意見を伝えた。自動車業界の関係者は、「今回の自動車に対する環境規制は世界で最も強力なレベル」とし「環境基準を合わせることができず、課徴金の爆弾に当たるか懸念される」と話した。
  • 毎日経済_ユン・ウォンソプ記者 / パク・ユンス記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-12-30 17:55:50




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