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ポスコ、営業利益 昨年比7.3%増えた3兆ウォン


  • ポスコ、営業利益 昨年比7.3%増えた3兆ウォン
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ポスコは2013年の最悪の一年を経て、昨年には緩やかな反騰に入った。ポスコグループの営業利益は昨年、再び3兆ウォンを超えて、最悪の状況は脱したという評価だ。ただし系列会社を除くポスコ本社の売上げは、昨年の30兆ウォン線を守れなかったうえに、今年の鉄鋼業界の状況も明るくなく、あまり良くない一年になると思われる。

29日、ポスコが発表した2014年の実績を見ると、連結ベースの売上げ高は65兆984億ウォンを記録し、前年より5.2%増加した。営業利益は3兆2135億ウォンで、昨年よりも7.3%増えた。一方で、当期純利益は5566億ウォンにとどまり、昨年(1兆3551億ウォン)の半分にも満たなかった。

ポスコは個別実績で昨年、売上げ高29兆2188億ウォンを記録し、30兆ウォン線を守れなかった。営業利益は2兆3500億ウォンで6.1%増えた。

ポスコは内部的に、今年の売上げ額を昨年と似たようなレベルに予測していると伝えられた。権五俊(クォン・オヂュン)ポスコ会長が、今年のポスコの経営話題を「収益性の向上」に据えたことも、不利な外部条件下で生産と購入・販売などの内部プロセスのコストを最小化し、低収益事業を構造調整してこそ今年を耐えることができるという切迫感からだ。ユアンタ証券(Yuanta Securities)のイ・ヒョンス研究員は、「昨年のポスコの実績を悪い数字とは思わないが、今年、鋼材価格が上がらないと収益性改善への負担は大きい」と分析した。

昨年、ハイスコ(HYSCO)を胸に抱いた現代製鉄は、自動車業況が好調で大幅な業績改善勢を継続した。昨年、現代製鉄は別枠で売上高16兆329億ウォン、営業利益1兆4400億ウォン、当期純利益7511億ウォンを記録した。前年比の売上高は25%、営業利益は2倍、当期純利益は10%増えた数値だ。

ここにはハイスコとの合併効果も含まれている。

現代製鉄の関係者は、「高炉3基の生産体制を構築して、冷間圧延事業の合併によって高付加価値鋼材を中心に製品構成を多角化した結果、製品の生産量が前年比で20.1%増加した」とし、「高付加価値製品の販売量も、前年比で29.7%増の822万トンを記録し、収益性向上の支えとなった」と説明した。

現代製鉄は2013年、3高炉完成で大規模な投資が終わったことにより、2013年に12兆7004億ウォンに達した借入金を11兆9884億ウォンに減らし、2013年は120.1%水準だった負債比率を108.8%に11.3%ポイント下げるなど、財務構造も大幅に改善した。
  • 毎日経済_チョン・ボムジュ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-01-29 17:33:10




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