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消費者、1月のセールでも財布を開かず大型マート売上高最大17%ダウン

大手百貨店も軒並み減少を見せる 

  • 消費者、1月のセールでも財布を開かず大型マート売上高最大17%ダウン
  • < 低迷百貨店・マート1月売上高 >

凍てついた内需景気に消費がなかなか復活する兆しを見せずにいる。2日、流通業界によると消費景気がバロメータである百貨店と大型マートの1月の売上高が大幅なマイナスを記録したものと分かった。ロッテ、現代、新世界など百貨店3社の売上高は昨年の同時期よりも3~5%減少し、イーマート、ホームプラス、ロッテマートなど大型マートは営業規制などの影響も重なって15~17%減少した。

百貨店が年初から定期セールを皮切りにウェディングフェア、シーズンオフイベント、ブランド大戦など各種セールイベントを続けて開いたがマイナス成長を免れることは出来なかった。昨年には旧正月連休が1月末から開始され、旧正月贈呈品セットの売上高が異例的に多かったこともあるが、今冬の異常高温とセウォル号惨事以降に継続される消費心理の低迷も小さくない影響を与えたものと分析された。

ロッテ百貨店のチョン・ヒョンソク営業戦略チーム長は「昨年には1月の旧正月のお陰で食品商品群の売上高が大きかったが、今年1月はこのような売上高の要因がなく、実績が低迷した」とし「双春年効果を狙ったウェディングフェアと冬商品の在庫安売りイベントなどがそれなりに売り上げ減少幅を減らしたようだ」と話した。実際に現代百貨店の場合には旧正月の贈呈品の主要品目である食品は-11.3%を記録する反面で毛皮(7.1%)、輸入時計(8.8%)など代表的な婚礼品は伸びの勢いを見せた。

大型マートも先月の売上高が二桁も減少する極度の低迷を見せた。イーマートは生鮮食品、生活用品、ファッションスポーツ用品など主要品目がすべて二桁減少したと明かした。しかし過度に悲観的に見ているだけではないという分析もある。ある百貨店関係者は「旧正月の贈呈品セット予約販売実績は良好な方であり1~2月累積実績は3%前後に伸びるものと予想される」と話した。
  • 毎日経済_キム・ジュヨン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-02-02 17:38:56




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