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才能際立つ斗山家4世、パク・ソウォン氏が発売する「果物ジャム」


  • 才能際立つ斗山家4世、パク・ソウォン氏が発売する「果物ジャム」
「少し先に落ちたという理由で、僅かに木の枝にかすめたという理由で味や栄養面で差がなくても取引されない流通構造と偏見を『イロンジェムビョン(こんなジャム瓶)』で少しずつ変えたいのです」。昨年、コンドームを出資して話題となったオリコム(oricom)のパク・ソウォンクリエイティブ総監(CCO)副社長(社長)が今回はジャムを打ち出した。

斗山グループのパク・ヨンマン会長の長男であるパク副社長は落ちたり傷がついて商品価値が認められない果物で作ったジャム『イロンジェムビョン』を発売した。このアイデアの出発点はパク副社長の父親だった。パク・ヨンマン会長は3年前に台風によって被害を受けた農家を助けようと落果を購入して全系列会社の職員にプレゼントした。これを見守っていたパク副社長は落果を違う視点から見つめるようになった。落果でジャムを作って売れば果樹農家に少しでも助けとなるのではないか、という気持ちだった。ジャムブランド『イロンジェムビョン』も農民たちが熟れていない果物が落ちたのを見て叫ぶ「なんとお粗末な(ジェムビョン)!」という声をウィットのある言葉で表現したものだ。

ジャムを入れる瓶のデザインにもこのような気持ちを込めた。「リスも欲しがる甘栗で作ったジャム」、「スズメが唾をつけた梨で作ったジャム」をテーマに挿話を描きいれた。今回の事業は100%天然材料でジャムを作る「インシーズン(www.inseason.co.kr)」と共にする。インシーズンも傷のある果物を安く売り、心を痛める両親を考えて事業を開始した。

まずオリコムは『イロンジェムビョン』を4年間後援するオンダルセム地域児童センターなど保育園3~4箇所に伝達する計画だ。価格は農家と協議して決定する予定で、ソルラル(旧正月)連休が終わってからオンラインで販売を開始する。収益金の全額は自然災害などの被害を受けた農家に返される。
  • 毎日経済_ハン・イェギョン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-02-15 18:43:49




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