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サムスン電子だけで全体法人税の10%を占める…サムスングループ77年の奇跡


  • サムスン電子だけで全体法人税の10%を占める…サムスングループ77年の奇跡
  • < 世界の主要な1等「サムスン製品」 >

故李秉喆(イ・ビョンチョル)サムスン会長は、1938年3月22日に大邱市中区仁橋洞(インギョドン)で、資本金3万ウォンでサムスン商会を設立した。サムスン商会は当時、大邱一帯で生産される青果類と浦項の干物などを中国に輸出した。今日、世界最高のIT企業に成長したサムスンの草創期の姿だ。

来る22日に創立77周年を迎えるサムスンは、グローバル市場でシェア1位の製品だけで11種にもなるほどに、世界のIT業界に号令をかけている。DRAM半導体が1992年に初めて世界1位になったことに続き、NAND型フラッシュメモリ(2002年)、ソリッドステートドライブ(2005年)、フラットパネルテレビ(2006年)、スマートカードIC(2006年)などが後に続いた。今年、英ブランド・ファイナンス社が選定した世界的なブランドランキングでも、アップルに次いで2位に上がった。ブランド価値は約90兆ウォンに達する。

創業30周年だった1968年に年間220億ウォンにとどまっていたサムスングループの売上げは、50周年目の1988年に20兆ウォンを突破し、2014年末現在で300兆ウォン台の巨大企業に成長した。サムスン電子一社で法人税全体に占める割合も10%になるほど、サムスンが韓国経済に占める割合も独断場だ。

サムスンの77年は故イ・ビョンチョル創業会長50年と李健煕(イ・ゴニ)会長の26年、李在鎔(イ・ジェヨン)副会長の1年に区分される。イ・ビョンチョル創業者がグループの基礎を作ったならば、イ・ゴニ会長は新経営を通じてサムスンをグローバル企業に育てた。会長・秘書室(現未来戦略室)・系列会社につながる三角編隊の力は大きかった。会長が大きな絵柄を描くと秘書室がこれを土台に実行計画を組み、系列会社の社長らが実行する方式だ。これにより、新規事業の発掘から大規模な投資、グループの事業ポートフォリオの調整などが一糸乱れずに行われた。

イ・ジェヨン副会長は昨年5月、イ・ゴニ会長が倒れた後に経営の前面に乗り出して、サムスンの新しい未来を描いている。

グローバルIT業界や政界の大物と会うかと思えば、最近には買収・合併(M&A)を相次いで成功させ、「ニューサムスン」の造成に始動をかける姿だ。イ・ジェヨン副会長は外部の技術を受け入れることにさらに開放的で。M&Aに対しても柔軟な考えを持っているからだ。

イ・ジェヨン副会長はビジネス的に企業間取引(B2B)とモノのインターネット(IoT)、バイオなどにサムスンの未来を求めている。
  • 毎日経済_チョン・スンファン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-03-19 17:31:54




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