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△写真=米連邦公開市場委員会（FOMC）会議の結果発表後、国内金融市場は揺れ動いた。 19日、ソウル市明洞の外換銀行本店ディーリングルームでディーラーが取引に集中している。 [キム・ホヨン記者]基準金利の引き上げが早期に行われないことを示唆する米連邦公開市場委員会（FOMC）の会議結果が発表されたことから19日、国内の金融市場は終日揺れ動いた。一番最初に債券市場が反応し、株式市場も年中最高値を更新するなど上昇勢を見せた。ドル高の動きがややそがれると予想され、ウォンも大幅に跳ねあがった。
市場金利はいっせいに揺れ動いた。米国の金利引き上げが延期される可能性が議論されたことから、前日の米国債市場では米国10年物国債金利は2％の下におりてきて、余波は国内市場にそのまま影響を及ぼした。韓国銀行が年内に基準金利を追加で下げうるという期待感まで広がって、国内の主要債券金利の下げ幅はさらに大きくなった。
この日、国債3年物の金利は前取引日との対比で0.034％ポイント（3.4bp）下落した1.825％を記録した。去る16日に1.856％の最低値を記録して以来、3営業日ぶりに最低記録を塗り替えた。長期物の下落幅はさらに大きかった。5年物金利は0.047％ポイント（4.7bp）下落した1.926％を記録し、10年物の金利は2.212％を記録して、前取引日との比で0.070％ポイント（7.0bp）落ちた。
債券市場は追加の基準金利引き下げ期待感が維持されたことから、当分のあいだ債券価格は強気を継続する展望だ。専門家らは、今の趨勢のままならば3年債の金利は、現在の基準金利の1.75％以下に低下することがあるだろうと見ている。ハナ大韓投資証券のシン・ドンジュン資産戦略室長は、「最近、政府と韓国銀行の政策的な立場の変化を考慮すると、第2四半期中に追加の基準金利引き下げの可能性は排除できない状況」だとし、「基準金利の追加引き下げの期待感が反映されて、3年債の金利は1.70％水準まで低下しうる」と展望した。
株式市場も上昇勢を見せた。KOSPIは前日より9.44ポイント（0.47％）上がった2037.89で取引を終えて、年中最高値を記録した。終値基準で2014年9月19日（2053.82）以来の最高値だ。指数の上昇は3246億ウォンを注ぎ込んだ外国人が主導した。外国人投資家は、今月に入って2営業日を除いて引き続き買いを維持している。
業種別では医薬品（4.80％）、化学（2.13％）、通信（2.16％）、証券（1.38％）などの上昇幅が大きかった。時価総額上位銘柄の中では、現代自動車（1.10％）、SKハイニックス（0.32％）、韓国電力（1.90％）、SKテレコム（3.20％）、ポスコ（0.58％）、サムスンSDS（1.26％）などはほとんど上がった。
専門家らは当分のあいだ、株式市場に肯定的な雰囲気が続くものと展望した。今年の世界的な金融市場における最大の変数だった、米国の金利の早期引き上げに対する不確実性がいったん消えたからだ。低金利・低油価・ウォン安などの「3低効果」も、証券市場に好材料として作用しうるという分析だ。チョ・ユンナム大信証券リサーチセンター長は、「米国の穏健な金利政策基調は、グローバルな流動性の市場動向を刺激する要因になりうる」と説明した。
キム・ヨンジュン教保証券リサーチセンター長は、「米国の金利引き上げに対する不確実性は除去されたが、KOSPIの上端突破にはもう少し時間が必要なようだ」と明らかにした。
この日、為替レートも大幅にうねった。ソウル外国為替市場で対ドルでのウォンは、前日よりも12.7ウォン値上がりした1117.2ウォンで取引を終えた。ウォンの一日の上昇幅を基準にして見ると、先月12日に13.7ウォン走った後で最も大きい。
外国為替市場は「ドルの強気が輸出悪化の原因の一つだと思う」という、ジャネット・イエレン米連邦準備銀行議長の発言に敏感に反応した。イェレン議長が口頭でドルの強気にブレーキをかけたものと受けとめられたわけだ。専門家らは米国の早期利上げの可能性が低くなっただけに、強いドル一辺倒で流れていた外国為替市場にも変化が現れると見ている。
国債金利は史上最低・KOSPIは2030を突破
速度調節に乗り出したFOMC
市場金利はいっせいに揺れ動いた。米国の金利引き上げが延期される可能性が議論されたことから、前日の米国債市場では米国10年物国債金利は2％の下におりてきて、余波は国内市場にそのまま影響を及ぼした。韓国銀行が年内に基準金利を追加で下げうるという期待感まで広がって、国内の主要債券金利の下げ幅はさらに大きくなった。
この日、国債3年物の金利は前取引日との対比で0.034％ポイント（3.4bp）下落した1.825％を記録した。去る16日に1.856％の最低値を記録して以来、3営業日ぶりに最低記録を塗り替えた。長期物の下落幅はさらに大きかった。5年物金利は0.047％ポイント（4.7bp）下落した1.926％を記録し、10年物の金利は2.212％を記録して、前取引日との比で0.070％ポイント（7.0bp）落ちた。
債券市場は追加の基準金利引き下げ期待感が維持されたことから、当分のあいだ債券価格は強気を継続する展望だ。専門家らは、今の趨勢のままならば3年債の金利は、現在の基準金利の1.75％以下に低下することがあるだろうと見ている。ハナ大韓投資証券のシン・ドンジュン資産戦略室長は、「最近、政府と韓国銀行の政策的な立場の変化を考慮すると、第2四半期中に追加の基準金利引き下げの可能性は排除できない状況」だとし、「基準金利の追加引き下げの期待感が反映されて、3年債の金利は1.70％水準まで低下しうる」と展望した。
株式市場も上昇勢を見せた。KOSPIは前日より9.44ポイント（0.47％）上がった2037.89で取引を終えて、年中最高値を記録した。終値基準で2014年9月19日（2053.82）以来の最高値だ。指数の上昇は3246億ウォンを注ぎ込んだ外国人が主導した。外国人投資家は、今月に入って2営業日を除いて引き続き買いを維持している。
< 最近、コスピに集中する外国人買い >
専門家らは当分のあいだ、株式市場に肯定的な雰囲気が続くものと展望した。今年の世界的な金融市場における最大の変数だった、米国の金利の早期引き上げに対する不確実性がいったん消えたからだ。低金利・低油価・ウォン安などの「3低効果」も、証券市場に好材料として作用しうるという分析だ。チョ・ユンナム大信証券リサーチセンター長は、「米国の穏健な金利政策基調は、グローバルな流動性の市場動向を刺激する要因になりうる」と説明した。
キム・ヨンジュン教保証券リサーチセンター長は、「米国の金利引き上げに対する不確実性は除去されたが、KOSPIの上端突破にはもう少し時間が必要なようだ」と明らかにした。
この日、為替レートも大幅にうねった。ソウル外国為替市場で対ドルでのウォンは、前日よりも12.7ウォン値上がりした1117.2ウォンで取引を終えた。ウォンの一日の上昇幅を基準にして見ると、先月12日に13.7ウォン走った後で最も大きい。
外国為替市場は「ドルの強気が輸出悪化の原因の一つだと思う」という、ジャネット・イエレン米連邦準備銀行議長の発言に敏感に反応した。イェレン議長が口頭でドルの強気にブレーキをかけたものと受けとめられたわけだ。専門家らは米国の早期利上げの可能性が低くなっただけに、強いドル一辺倒で流れていた外国為替市場にも変化が現れると見ている。
- 毎日経済_ソン・ドンオ記者／イ・ユソプ記者／ソ・テウク記者 | (C) mk.co.kr
- 入力 2015-03-19 18:14:44
