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LGグループから分離して10年のGSグループ、グローバル市場を積極的に攻略


  • LGグループから分離して10年のGSグループ、グローバル市場を積極的に攻略
LGグループから分離して創立10周年を迎えるGSグループ(会長ホ・チャンス・写真)は、グローバル企業に跳躍するために拍車をかける。精油(エネルギー)と建設・流通などの主力事業分野の系列会社を前面に立ててグローバル市場を積極的に攻略し、総合商社のGSグローバルを通じて新成長事業を積極的に発掘するという戦略だ。

GSグループによると27日、出帆当時のグループの売上げ23兆ウォンのうち、海外売上げの割合は7兆1000億ウォンで約30%に過ぎなかったが、昨年はグループの売上げ高63兆3000億ウォンのうちで、輸出の割合は34兆3000億ウォンで54%を占めた。

GSグループは国内市場が低成長基調にとどまっている点を勘案し、海外市場の売上げの割合を早期に60%まで引き上げるという目標を立て、主力系列会社の海外事業とグローバル市場への進出を積極的に奨励することにした。

許昌秀(ホ・チャンス)GSグループ会長も、「この10年間、括目に値する成果を続けてきたがこれに満足せず、これからは事業構造とポートフォリオなど、質的な側面の成長が切実だ」と、役職員を督励している。主力系列会社のうち、GSグローバルは再生可能エネルギーをはじめとする、未来の成長動力の発掘と新規市場の先取りなど、グループ内の海外戦略の前進基地の役割を果たしている。GSグローバルは、中国の蘇州コイルセンターの成功裏の操業をてこに、東南アジア地域に追加でコイルセンターを拡大・運営する案を内部で検討している。

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  • < GSグループ、創立以来の売上高 >

GSグローバルの関係者は、「米オクラホマ州のネマハ鉱区の権益20%を確保して、総400ヶ所を探査しており、中国の海南でもウッドペレットの製造合弁会社を通じて、代替エネルギーを確保する予定」だと明らかにした。

国際原油価格の下落の影響で、昨年は営業赤字を出したGSカルテックスも、石油化学製品のグローバル市場への輸出拡大を通じ、実績のターンアラウンドを試みる。

GSカルテックスは、石油化学や潤滑油事業に対する継続した投資と海外市場への進出を通じて、売上げ全体の3分の2以上を輸出で記録している。

GSホームショッピングもグローバル事業を大挙拡大する。最近開局したマレーシアの合弁ホームショッピング会社を市場に早期定着させ、中国・インド・タイ・ベトナム・インドネシア・トルコなどに設立された既存の各合弁ホームショッピング会社も、中小企業の品揃えを増やして現地化作業を並行し、グローバルオンラインコマースリーダーとして飛躍するという目標を立てた。
  • 毎日経済_チェ・スファン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-03-27 15:50:27




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