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韓国版Youtube…「カカオTV」が来月出撃

動画流通モバイル最適化…ダウムカカオ、事業拡大を加速 

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ダウムカカオがカカオトークを通じて、モバイルで動画を見たり共有できる「カカオTV」を来月に開始する。モバイルビデオサービスとして、Youtubeとフェイスブックの対抗馬となるかが注目される。22日、関連業界によるとダウムカカオは、カカオTVリリースに拍車をかけている。サービスは既存の放送事業者が制作した動画クリップの他にも、一般人がスマートフォンで撮影した動画を流通するチャンネルとなる。

ダウムカカオの関係者は、「モバイル動画中心のサービスを準備中だ。動画コンテンツがカカオトークを通じて、より多く流通することが目標だ。まだ運用計画など確定したことはないが、6月内に可視化されるだろう」と伝えた。

カカオTVはすでに運営中の「ダウムTVポット(Daum TV Pot)」とは別に始まる。ダウムTVポットはPC中心に運営されているが、カカオTVは当初からモバイルを目指しており、スマートフォンで撮影した動画を共有するという目的が大きい。カカオストーリーで動画が載せられる比重が大きく増えており、自信を持った。これにくわえて、今年のはじめから接触した動画コンテンツの各制作会社と協力し、良質のコンテンツ需給に集中して「見どころ」を多く作るという計画だ。

カカオTV以外にも、ダウムカカオは実生活とモバイルを連結させるO2Oサービスの拡大にも拍車をかけている。キャラクターやモバイルバンキングなど、多様な分野の新規事業も活発に準備中だ。

「カカオタクシー」はオートバイクイック配達や代理運転などにサービスを拡大する。最近、ナビゲーションアプリ「ギムギサ」に多額を投じて買収したことも、これを土台にしてO2O事業をさらに拡張するという計画からだった。

ダウムカカオは決済およびフィンテック市場も狙っている。すでに披露したカカオペイやバンクウォレットカカオなどのサービスをさらに強化するだけでなく、カカオバンク(仮称)を通じて第一金融圏と協力し、銀行業務を行えるサービスを準備中であると伝えられた。インターネットバンキング市場の可能性については、すでにダウムカカオ内部でも継続して論議された。去る14日、ダウムカカオの第一四半期実績公開カンファレンスコールでダウムカカオのチェ・セフン共同代表は、「現在、内部的にモバイル銀行TFを構成し検討している」とし、「ライセンシングと法律改定など、規定などによって変わる可能性がある」と語った。
  • 毎日経済_ソン・ジェグォン記者/チョ・ヒヨン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-05-22 16:14:37




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