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韓国で「アップルウォッチ」発売…43万9000ウォン~2200万ウォン


  • 韓国で「アップルウォッチ」発売…43万9000ウォン~2200万ウォン
アップルウォッチはこの日から韓国をはじめ、イタリア、メキシコ、シンガポールなど、7つの国で同時に発売される。アップルは4月、米国や中国などの9か国で、先にアップルウォッチを発売した。

アップルウォッチは、個人の個性を表現するための「ファッションアクセサリー」だとアップルが強調したように、消費者は好みに応じてモデルとサイズ、バンドを選択することができる。アップルウォッチは、1次リリース時と同様に、ステンレス製の「一般型(WATCH)」、アルミニウム製の「スポーツ(SPORT)」、18Kゴールドのケースで作られた「エディション(EDITION)」の3種類で発売された。サイズは男性と女性の手首のサイズの違いを考慮された、38mmモデル(340x272ピクセル)と42mmモデル(390x312ピクセル)の2種類だ。ここにスポーツバンド、レザーループなど、6種にも及ぶバンドと様々な色の組み合わせにより、アップルウォッチのモデル数は合計34種となる。販売価格は最も安いモデルが43万9000ウォン(スポーツ)だ。

中国での予約販売当時、1時間足らずで品切れとなって話題になった「エディション」は、価格が1300万ウォンから2200万ウォンに達する。これは18Kの金約30グラムがメッキされたケースが原因だが、ここに入った金の価格だけで100万ウォンに近いことが分かった。さらに、一般的な金よりも最大2倍の強度を持つように、アップルの金属エンジニアが特別に製作したものであり、価格はさらに上昇した。

アップルウォッチは、他のスマートウォッチと同様に、文字や電子メールをやりとりして、音楽を鑑賞することができる。フェイスブックやカカオトーク、インスタグラムなどのソーシャルネットワークサービス(SNS)を楽しむことができ、スピーカーとマイクが搭載され、iPhoneにかかってきた電話にも出ることができる。差別化された機能としては、指で画面に描いた絵を相手に送る「スケッチ」、デバイスを叩いて相手にその振動を転送することができる機能などがある。

ただし、韓国内の競争モデルである「サムスン ギアS(Samsug GEAR S)」(3G)や「LGウォッチ アーベイン(Samsug GEAR S)」(LTE)とは異なり、別途の通信機能はなく、iPhoneとBluetoothの連動でのみ使用することができるというのが短所として挙げられる。 iPhoneと10メートルほど離れるとほとんどの機能を利用することができないことを意味する。米国で商用化された決済サービス「アップルペイ」もまだ韓国内では使用できない。

韓国でアップルウォッチを購入するためには、オンラインのApple Store(http://store.apple.com/kr)やオフライン店を訪問する。オンラインストアの販売開始時刻は、同日午後2時01分に決まった。これは、同時に販売を開始する必要がある2次発売国の時差を考慮したものだ。オフライン売り場は、アップルの正規代理店であるフリスビー(Frisbee)とウィリス(Willys)をはじめ、スペシャリティストアの「ブーン・ザ・シャープ清潭」(BOON THE SHOP淸潭)など、計15か所がある。フリスビーやウィリスの店頭では、アップルウォッチを事前に着用してから購入することができ、便利だ。2000万ウォン台の高価製品である「エディション」モデルは、フリスビー明洞店舗と「ブーン・ザ・シャープ清潭」でのみ直接見ることができる。

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この日の朝7時から販売に乗り出したフリスビー明洞店には150人を超える人が傘を持って並び、開店を待っている光景が見られ、注目を集めた。販売店の位置やその販売店が保有しているモデルなど、詳しい情報はウェブページ(https://locate.apple.com/kr/ko/)で確認することができる。
  • 毎経ドットコム デジタルニュース局/写真=ユ・ヨンソク記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-06-26 09:24:41




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