トップ > 数字経済 > 企業 > オンラインショッピングサイト「ウィメプ」、正社員全員にストックオプション

オンラインショッピングサイト「ウィメプ」、正社員全員にストックオプション


韓国のオンラインショッピングサイトのウィメプ(wemakeprice)が正社員全員にストックオプションを配った。

ストックオプションは、一定期間後に自社株を決められた価格で買うことができる権利のことだ。当座の資金力が不足しているベンチャー企業などが人材確保の手段として主に使用する。

ウィメプの関係者は21日、「ストックオプション付与の作業はすでに終わったが、個々の従業員のストックオプションの行使期間や割り当て量などは、正式に明らかにできない」と述べた。ウィメプは正社員の数を明らかにすることも拒否した。

業界によると、ウィメプのストックオプションの買取約定価格は1株当たり5000ウォン、行使期間は3~5年程度であることが分かった。 3~5年後にウィメプの株価が5000ウォンを超えた場合、従業員が利益を得ることを意味する。

このように、ベンチャー企業が全従業員にストックオプションを配分するのは、まれなケースだというのが業界の評価だ。

ストックオプションは、創業の功臣または高位の幹部に主に与えられ、一般の従業員は従業員持株制度を使用して株式を購入できるようにするのが普通のケースだ。

ウィメプは昨年12月、地域営業職の社員を採用する過程で、最終選考に残った11人に現場テスト評価と2週間にわたり日当5万ウォンで契約を取ってこさせるなど、正社員に準ずる行為を行わせた。しかし、テスト期間が終わると、全員が採用基準に不十分だという理由で不合格となった。その後、論難が起きると、ウィメプは一歩遅れて、8日に11人全員を合格させた。
  • 毎経ドットコム デジタルニュース局 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-07-21 10:32:36




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア