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Hancomのフィンテック事業、ベールを脱ぐ

スタートアップの資金調達のためのクラウドファンディング事業へ進出 

  • Hancomのフィンテック事業、ベールを脱ぐ
韓国のソフトウェア会社ハンコム(Hancom)がフィンテック(FinTech)市場への進出の一環として、クラウドファンディング事業に参入する。

ハンコムは7日、フィンテック専門会社「ハンコムフィンテック(Hancomfintech)」を設立し、クラウドファンディングサービス「ドリームシード(Dreamsead)」をリリースすると明らかにした。

ドリームシードは、良いアイデアを持っているものの、初期資金が不足しているITスタートアップ(初期ベンチャー)と一般人の投資家をつなげるクラウドファンディングプラットフォームだ。一般人は少額の投資で今後、完成品を低価格で購入することができ、スタートアップや小商工人は、製品開発にはずみをつけることができるシステムだ。

ハンコムは9月から1カ月余りのテスト期間を経て、10月に正式サービスを開始する計画だ。テスト期間、キャラクターアクションカメラ「ピック(Flex Cam Pic)」を開発するバウンド(The boud company)と、優れた品質の純粋な紅参エキスの量産に乗り出した農家を支援する2つのファンドを運営する。

ドリームシードは今後、中国、日本のクラウドファンディング業者と協力して、日中韓のクラウドファンディングを構築する予定だ。また、ITベンチャーに限らず、シナジーを創出できる、さまざまな連携モデルを発掘していく計画だ。これに関する詳細情報については、ホームページ(www.dreamsead.com)で確認することができる。ハンコムのイ・ホング代表は「ドリームシードは、ベンチャーやスタートアップがともに成長できる好循環生態系を造成することを目的として作られた」とし「ハンコムがベンチャーで始め、今の成果を成し遂げたのと同様に、革新的なアイデアとサービスを発掘することができる良い機会になると期待している」と説明した。
  • 毎日経済 チュ・ドンフン記者 /写真=www.dreamsead.com | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-09-07 14:32:06




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