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ポスコ、特許訴訟で日本の新日鉄住金に300億円支払う

ポスコプランテックはワークアウト開始 

電気鋼板の製造技術について、ポスコと日本の鉄鋼メーカーが繰り広げた特許訴訟が3年ぶりに終わった。ポスコは「方向性電磁鋼板」の製造技術に関連する営業秘密と特許侵害の和解金名目で新日鉄住金に300億円を支払うことにしたと先月30日、明らかにした。これにより、ポスコは高付加価値製品として挙げられている電気鋼板の海外活路開拓にて大きな障害を取り払うことになった。

ポスコによると、今回の合意を介して新日鉄住金は、2012年、日本の東京地方裁判所と米国の連邦裁判所に請求した損害賠償訴訟をすべて撤回することにした。ポスコも韓国の大邱地方法院(地裁)に提起した訴訟を撤回し、和解金300億円を支払う。

ポスコの関係者は、「現金の損失はあるが、長い期間争うよりも、この機会に振り払っていく方がいいと判断した」とし「短期間内に、絡まった糸を解いていこうという趣旨」と説明した。

一方、去る5月にワークアウトを申請した後、実査を受けてきたポスコプランテックはこの日、ワークアウトに突入した。これにより、今後4年間、債権団が保有している債券満期が猶予され、ポスコプランテックの債権団は企業実査を介して、経営正常化方案を導出することになる。
  • 毎日経済 ユン・ジンホ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-09-30 17:30:12




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