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40万ウォン台の中低価格ルナフォン大人気…後続作ではグローバルで挑戦

「核心機能オールイン戦略のおかげ」 

  • 40万ウォン台の中低価格ルナフォン大人気…後続作ではグローバルで挑戦
「ルナの成功は徹底した顧客ニーズの分析のおかげでした。来年に発売する後続作は自信を土台に、グローバル市場にすぐさまリリースする予定です。」

40万ウォン台の中低価格スマートフォン「ルナ」のメーカー「TG・アンド・カンパニー」を率いるイ・ホンソン代表取締役(54・写真)は12日、毎日経済新聞とのインタビューで、「ルナは発売6ヶ月内、60万台の販売目標」だとし、このように語った。 TGコンピュータ創業者のイ・ヨンテ会長の次男でもあるイ・ホンソン代表は、2011年にTG・アンド・カンパニーを設立した後は60~70インチ台の大型ディスプレイを作ってきたが、去る9月にスマートフォン事業に参入した。ルナはパンテックの没落で、サムスン電子とLG電子が両分した韓国の中低価格スマートフォン市場に彗星のように登場した。 SKテレコムのみで販売したにもかかわらず、一日平均2000台が販売されて、初回の物量3万台をまたたくまにすべて売り尽くした。ルナはTG・アンド・カンパニーが製品の設計やデザインを、AppleのiPhoneを作る中国の「フォックスコン(Foxconn/富士康)」が生産を、韓国でのマーケティング・流通はSKテレコムが担当する協力構造で誕生した。アップルやシャオミなどが採用しているスマートフォン製造方式をそのまま導入した。

イ・ホンソン代表は、「全スタッフが100人にもならない私どもの会社では、このビジネスモデルを取るしかない」とし、「代わりにビッグデータ分析を通じてメタル素材のデザイン、キャリアアプリケーションなど基本搭載アプリ数の縮小など、消費者が不便を感じた要素を減らし、主要な機能だけを盛り込む戦略を立てた」と強調した。

TGアンドカンパニーはこれらの成功に安住せず、米国・南米・日本市場にも進出する。イ代表は「まずはルナのように価格性能比に優れ、優れたデザインを持つ新しい中・低価格型スマートフォンを発売する」とし、「次期作はグローバル市場を念頭に置いたモデルになるだろう」と自信を持って明らかにした。

また、「今後、ユーザーが希望するものをその場ですぐに反映し、毎月1回以上のソフトウェアのアップグレードを進めていきたい」と付け加えた。
  • 毎日経済_チュ・ドンフン記者/写真=キム・ジェフン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-10-13 07:43:23




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