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韓国化学企業のCEO「韓・中石油化学会議」で中国市場のさらなる解放を求める


  • 韓国化学企業のCEO「韓・中石油化学会議」で中国市場のさらなる解放を求める
  • < 左からヒョン・スヨン協会長、キム・チャンボム社長、キム・ヒチョル社長 >

韓国化学産業界の最高経営責任者(CEO)らは、中国を相手に「韓・中自由貿易協定(FTA)が成果を出すために、化学市場をさらに開放してほしい」と正式に要請した。

韓・中FTAが締結されただけに、化学産業分野の参入障壁や各種規制を大幅に低減させ、実質的な意味での市場開放に乗り出してほしいという要求だ。

許壽永(ホ・スヨン)韓国石油化学協会長(ロッテケミカル社長)をはじめ、チャ・ファヨプSK総合化学社長、金昌範(キム・チャンボム)ハンファケミカル社長、ハンファトータルのキム・ヒチョル社長などは26日、ソウル市のCOEXインターコンチネンタルホテルで開かれた「第13回韓・中石油化学会議」に参加してこのように要請した。

これら化学業界のCEOらは、「韓・中FTAが実効性のある成果を出すためには、石油化学分野で中国側の低調な自給率などを考慮した追加の開放が必要だ」と強調した。

ポスコ経営研究院によると、LG化学、ロッテケミカル、大林産業(テリムサノブ)、ハンファケミカル、SK総合化学、暁星(ヒョソン)、錦湖(クモ)石油化学など、国内10大化学会社の昨年の平均営業利益率はわずか2.8%に過ぎず、3年前の2011年(8.2% )よりも大幅に下落しており、グローバル上位50の化学会社の平均営業利益率(9.6%)と比較しても大きく低迷したことが分かった。

この日、韓・中会議は両国のFTA締結以来、化学業界の公式的な初会合として注目を受けた中で、中国側代表として参加した業界のCEOらも規制緩和や反ダンピング措置など、両国間の懸案について意見を交換した。韓国側代表は、シェールガスが石油化学産業に及ぼす影響をはじめ、エンジニアリングプラスチックなど新素材の動向などを発表し、中国側は現地の石油化学産業の発展の現状と、石油精製技術の推進動向などを発表した。
  • 毎日経済_チェ・スファン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-10-26 19:41:00




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