トップ > 数字経済 > 企業 > 日本グットデザイン賞を受賞した縄跳び…韓国ベンチャーとしては20年ぶり

日本グットデザイン賞を受賞した縄跳び…韓国ベンチャーとしては20年ぶり

韓国のスタートアップ「タングラムファクトリー」世界4大デザイン展で受章の快挙 

  • 日本グットデザイン賞を受賞した縄跳び…韓国ベンチャーとしては20年ぶり
  • < 韓国スタートアップ「タングラムファクトリー」の縄跳び >

「製品の独創性も優れているが、デザイナーが自分たちの好きなデザインを直接設計して商品にした『チャレンジ精神』に大きな意味を付与した」

2日に開かれた日本グッドデザイン賞でグッドデザイン特別賞(Special Award)を受賞した韓国のスタートアップ「タングラムファクトリー」の作品を審査した審査委員は、このように評価した。

  • 日本グットデザイン賞を受賞した縄跳び…韓国ベンチャーとしては20年ぶり
  • < 観覧客がタングラムファクトリーの展示場でスマートロープを見ている >

世界4大デザイン賞の一つに数えられる「日本グッドデザイン賞(Good Design Award)」は、今年で59年目の国際デザインコンペだ。ドイツの「レッド・ドット」、「IF」、米国の「IDEA」などと一緒に、世界4大デザイン公募展として挙げられる。今年は15カ国から合計3658の作品が出されて、熾烈な競争を繰り広げた。

このうち、特別賞はグッドデザイン賞優秀作品100選(BEST 100)のうち、優れた作品を選定しもので、サムスンやLGなど韓国の大手企業の製品も、今年は特別賞を受賞できなかった。韓国の中小企業がグッドデザイン特別賞を受賞したのは、なんと20年ぶりのことで、日本現地でも話題になった。タングラムファクトリー(Tangram Factory)が作ったモノのインターネット(IoT)を組み合わせた縄跳び「スマートロープ(Smart Rope)」は、23のLEDチップを縄に入れて、縄が目の前を通過する瞬間に発光して残像効果を作り出す。

これにより、縄跳びを何回跳んだのかが目の前に数字として表示されるのが特徴だ。スマートフォンと連動させて、縄跳びをしながらリアルタイムで縄跳びの回数、消費カロリー、週間の運動量などを統合的に管理することができる。

  • 日本グットデザイン賞を受賞した縄跳び…韓国ベンチャーとしては20年ぶり
  • < タングラムファクトリーの関係者が製品の機能について説明している >

日本産業デザイン協会(JDP)によると、韓国企業の中ではLGがコードゼロ(Cord Zero)クリーナーなど、6つの製品で賞を受けて、最多受賞企業3位になり、サムスン(7位)、コーウェイ(10位)もTOP20企業に名を連ねた。特に今年の日本グッドデザイン賞受賞作の特徴は、伝統的なデザインコンセプトから抜け出して山積みになった「社会的問題」を解決するためにアプローチした作品に高い点数を与えたのが特徴だ。
  • 毎日経済 東京=キム・ジョンボム記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-11-02 15:48:25




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア