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「40年間の飛行機導入に感謝」…エアバス、韓進グループに900万ドルを後援


航空機メーカーのエアバス社は、半世紀近く、自社の飛行機を導入した韓進グループに900万ドルという破格の学校発展基金を出す。

韓進グループの系列会社である大韓航空はグランドハイアット仁川ホテルで3日、大韓航空のチョ・ウォンテ副社長、エアバスのファブリス・ブレジエ最高経営責任者(CEO)などが参加した中で、エアバス航空機導入40周年記念式を開催した。

この席でエアバスは大韓航空に対する感謝の意味で韓進グループ傘下の静石仁荷学園に巨額の発展基金を後援した。静石仁荷学園傘下の仁荷大学のチェ・スンジャ総長とイ・ガンウン韓国航空大学総長も出席し、場を盛り上げた。この日、エアバス側は「グローバルな航空機メーカーとして生まれ変われるようにしてくれたしてくれた大韓航空に感謝する」と明らかにした。韓進グループは、静石仁荷学園傘下の教育機関に均等に投資する計画だ。

大韓航空とエアバス間の「信頼の縁」は、1974年9月にさかのぼる。当時、大韓航空はフランスのパリでエアバスA300-B4機種6機の購入契約を締結して翌年8月にこの機種を始めて導入した。A300-B4機種は開発を終えたばかりで、欧州を除く他の区域のいかなる航空会社も注文していない状況だった。しかし、大韓航空は数回の技術検討の末、エアバスを信じて、その機種を導入し、運営に成功した。以後、他の航空会社も続々と購入に乗り出し、これはエアバスが成長するにあたっての決定的な転換点となった。

大韓航空はA321NEO次世代機種を2019年から2025年まで、最大50機を導入する予定だ。また、大韓航空はエアバスA320 NEOシリーズの翼端板「シャークレット(sharklet)」の開発に参加するなど、次世代航空機の開発事業も共同で進めている。
  • 毎日経済 キム・ジョンファン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-11-03 20:26:55




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