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数字経済 > 企業 > 新型iPhoneに有機発光ダイオード、LGディスプレイ「アップル特需」
米アップルが新型iPhoneに有機発光ダイオード(OLED)を採用することが伝えられ、LGディスプレイは少なくとも1兆ウォン規模の増産投資に乗り出す。 LGディスプレイは26日に理事会を開き、このような内容を骨子とした投資計画を議論した。 LGディスプレイは京畿道の坡州(パジュ)に「P10」ラインを新規に造成する計画だ。
工事費用は1兆~1兆4000億ウォン程度かかるものと見られる。 LGディスプレイは、正式には「新しく建てる工場でどのような製品を生産するかはまだ決まっていない」と説明しているが、業界ではAppleの新型iPhoneに供給するOLEDを生産すると見ている。
業界によると、アップルは2018年にリリースされる新型iPhoneとしてOLEDを搭載したiPhoneを発売する方針を定め、関連部品メーカーにも通知した。アップルがこのような方針を定めたのは、既存のLCDよりもOLEDがしなやかなだけでなく、薄く作れるという長所のためだといわれている。