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STX造船海洋、930人の人員削減…従業員3人に1人の割合

債権団は4500億ウォンを支援することに 

STX造船海洋の主債権銀行であるKDB産業銀行は、STX造船の人員930人を削減する強度の高い構造調整案を土台にした4530億ウォンの資金執行を債権団に提案した。

削減の対象人員は全体従業員3人に1人の割合である34%に相当する規模だ。産業銀行は11日午後、STX造船海洋債権会議を開き、このような内容の事業構造再編と構造調整案を債権団に提案した。

産業銀行は今月の480人余りに続き、来年以降さらに450人の従業員を順次削減する計画だ。来年から全従業員の賃金の10%を削減して福利厚生費支給も中断することにした。

また、鎮海造船所の船を造る船台5基のうち3基を廃棄して、収益性が良好なタンカーなど、一部の船種に特化することにした。固城(コソン)造船所は大型造船所の船舶建造のためのブロック工場に縮小・転換される。

産業銀行はまた、STXフランス売却を再推進し、800億ウォン規模の非営業用資産も急いで売却することを債権団に提案した。損害賠償など他の用途に策定された債権団の支援資金の残りの資金4530億ウォンは、船舶建造資金に用途を変更することにした。

既存の3~5%台の貸出金利は1%に引き下げることにした。債権団はこのような産業銀行の提案について10日以内に意見を聴取する予定だ。

支援案について、ウリィ銀行と新韓銀行など、一部の市中銀行は否定的な見解を示したと知られており、今後の結果が注目される。造船業界の関係者は「不良経営疑惑を一度に解消するための十分な構造調整案を設けておらず、対症療法にとどまった」とし「実際の構造調整の執行有無と、来年の市場の状況に応じて、さらに強度の高い構造調整が避けられない可能性もある」と見通しした。
  • 毎日経済 チョン・ソグ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-12-11 16:33:31




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