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ソニックス、バックライトユニットの検査装置で常勝疾走

日本・台湾・中国メーカーのラブコール相次ぐ 

ソニックス(Sonics)がモバイル機器に使用される液晶表示装置(LCD)画面を明るくするバックライトユニット(BLU)検査装置で常勝疾走している。

スマートフォンやタブレットPCなどのモバイル機器のLCDバックライトユニット専用の検査装置を5年前に世界に先駆けて開発したソニックスは今年、世界1・2位のバックライトユニットメーカーである日本N社、O社に検査装置の設置を完了した。台湾とアルゼンチン企業もソニックスの検査装置を購入し、最近では中国の会社から設置に関する問い合わせが相次いでいる。ソニックスのバックライトユニット検査装置の評判が好調になり、一昨年には120億ウォンだった売上高が、昨年には400億ウォンと3倍以上に上昇した。今年は700億ウォンの売上を期待している。

ソニックスのバックライトユニット検査装置が登場する前には、人がいちいち目でバックライトユニットを検査しなければならず、多くの人員が必要だった。

ソニックスのソン・シンヨン代表は「ボールペンで点を一つ打ったとき、その直径が0.5ミリ程度になるが、バックライトユニットの欠陥は、それよりもはるかに小さい場合が多い」と説明した。しかし、バックライトユニット検査装置を使用すると、人件費は大幅に削減して、不良品の検出率は向上させることができる。ソン代表は「以前には、顧客であるバックライトユニットメーカーが製品を納品する際に、5~10%程度の不良品が混ざっていて不合格判定を受ける場合があったが、バックライトユニット検査装置を使用しながら、このようなケースが消えた」と述べた。

北米最大のスマートフォンメーカーの1つであるA社が、3年前にバックライトユニット納品各社の製品の性能が優秀になった原因がソニックスのバックライトユニット検査装置にあることを確認してから、ソニックスの売上高が急激に増加した。
  • 毎日経済 キム・ジェグァン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-12-18 15:48:09




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