トップ > 数字経済 > マーケット > ガス公社・民間企業「LNG購入同盟」

ガス公社・民間企業「LNG購入同盟」

「SK・ポスコ・GS・中部発電と初コンソーシアム...購買力育て、輸入価格下げ 

  • ガス公社・民間企業「LNG購入同盟」
韓国ガス公社とSK E&S・GSエネルギー・ポスコエネルギー・韓国中部発電など5つの液化天然ガス(LNG)輸入会社がコンソーシアムを構成し、LNGの共同購入に乗り出す。エネルギー公企業と民間企業が手を組んで、大規模なLNG購入に乗り出すのは今回が初めてだ。

8日、エネルギー業界によると、これらの5社は9日、「LNG購入コンソーシアム」を結成する協約式をとり行う。韓国ガス公社のチャン・ソクヒョ社長、ユ・ジョンジュンSK E&S社長、ナ・ワンベGSエネルギー副会長、ポスコエネルギーのファン・ウニョン社長、チェ・ピョンナク中部発電社長などの関連会社の代表らが総出動する予定だ。

これら5社のうち某社の最高経営責任者は、「原子力・再生可能エネルギーの割合が不確実になり、冬・夏季の異常気温や北米のシェールガス革命を契機として、天然ガスの確保競争が激化するだろう」とし、「LNG購買パワーをさらに育てなければならないので今回、民間企業と公企業が緊密に協力することにした」と背景を説明した。

今回の「5社の購入同盟」はガス公社が今年2月中旬、民間企業に協力の必要性を提案して電撃的に行われた。

単一企業でLNG購入量が世界で最も大きい韓国ガス公社が、国内の民間企業と手を組んで大量購入に乗り出せば、天然ガスの導入単価を下げて、国家的に利点という判断が作用した。

了解覚書(MOU)を結んだ5社は、各四半期ごとに定期的に会議を開催し、天然ガス市場に対する報を共有し、国外資源の開発と生産、LNGの共同導入と供給施設(製造・配管設備等)の拡充案を協議する方針だ。

世界最大のLNG輸入国である日本も最近、共同購入の動きを見せている。終戦まで日本の東京ガスと東京電力、各都市ガス会社は個別に天然ガスを輸入してきただけに、輸入単価が高い方だ。

日本も最近この問題を深刻に受け止め、東京電力主導で共同購入コンソーシアムを構成する方案を議論している。

市場調査機関のバーンスタイン・リサーチによると、世界LNG市場は2020年までは販売者が優位を維持する見通しだ。アジア・南米・欧州地域のガス需要の増加が供給量の増加を上回っているという話だ。

エネルギー業界の高位関係者は、「天然ガスの確保競争が加熱する可能性があるが、国内企業どうし購入競争を繰り広げる必要はない」とし、「天然ガスの供給者が大量購入を好む傾向も勘案しなければならない」と語る。1990年代以前はLNG液化プラント1施設当たり年間200万トンを生産したとすれば、2000年代後半には500万トンに規模が大きくなった。設備の大型化で単位生産量が大きくなるほど、供給者はなるべく購買者数を減らして早期にマーケティングを完了し、利害関係を単純化する要求が高まっている。

韓国ガス公社をはじめSK・ポスコなど国内LNG輸入会社は昨年、天然ガス4074万トンを輸入し、日本(8749万トン)に次いで世界第2位を占めた。
  • 毎日経済_ファン・イニョク記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-04-08 17:32:45