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数字経済 > 企業 > ポスコ、アルゼンチンに二次電池用リチウム工場…埋蔵量150万トン
ポスコはアルゼンチンのサルタ州で、商業用リチウム生産のための工場の着工式を行った。標高4000メートルのポジュエロス(Pozuelos)塩湖に建てられる生産工場では、二次電池用の高純度リチウムを年間2500トン生産する。面積が106平方キロメートルに達するここはリチウムの埋蔵量が150万トンで、世界最大規模の鉱山だ。ここから掘り出されたリチウムは自動車バッテリー用の陽極材を生産する、国内外の陽極材メーカーに供給される。
ポスコは14日(現地時間)、権五俊(クォン・オジュン)会長をはじめ州政府の関係者20人あまりが参加した中で、商用リチウム生産工場の着工式を行った。鉄鋼の競争力を強調しながらも、非主力事業の強度の高い構造調整を断行しているポスコグループだが、リチウムの生産事業は技術力と事業性の面で高い点数を受け、ポスコが主力新成長動力として育てている。