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アウトドア広告の進化、「ストーリー捉えてこそ売り上げも捉える」


  • アウトドア広告の進化、「ストーリー捉えてこそ売り上げも捉える」
アウトドア業界は、消費者の記憶の中にブランドを効果的に刻印させ、即座に反応ならびに売上上昇を導き出す「ストーリーマーケティング」に集中している。

これまで広告が、15秒という短い時間の間に主力製品の機能性をアピールし、購入を刺激したなら、最近の広告はTVという制限されたメディアと方式から抜け出し、多様になった。とくに、制限を抜け出してストーリーテリング広告映像を通じ、消費者はブランドと製品に好感を持つようになり、自然と購入に繋がるようになる。

MBCドラマ「奇皇后」のエピローグ映像もまた、アウトドアブランド「ノースケープ」が制作したテレビCFであると明らかになった。これを企画したファッショングループ「ヒョンジ」のキム・ヒボムマーケティング本部長は、「興味深い筋書きに映像美と音楽を加え、企画力が目立つストーリー映像はブランド認知度・好感度上昇はもちろん、売上にも肯定的な影響を及ぼす」と明らかにした。

「もう一度歌う」製品と音楽を連携

製品発売を記念してミュージックドラマを制作し、音源を発売する事例もある。ビーンポールアウトドアは、春の主力商品であるウィンドブレーカー発売を記念し、専属モデルのキム・スヒョンとスジが出演するミュージックドラマを制作した。

とくに、背景音楽として使用された曲は、歌手キム・ボムリョンの古いヒット曲「風、風、風」をボサノヴァ風にリメイクしたもので、若い世代から壮年層まで効果的に刻印させた。消費者は映像を通じてブランドを思い浮かべ、映像の中のスターが着用した衣装に自然と好感を持つようになり、購入まで繋がることがある。

「一般人モデル抜擢」有名モデルでなく私たちのストーリー

一般人を広告モデルとして抜擢、彼らがもったストーリーを土台に広告を制作したりもする。ブラックヤックは、ストーリーがある平凡な一般人を起用して製作したテレビCF「私の人生のヒマヤラに出会う」という広告を公開した。

ブラックヤックテレビCFの一番目の主人公は、2013 SBSスーパーモデルブラックヤック賞を受けたモデル「チュアリム」で、聴覚障害を克服し自分だけのヒマラヤを求める挑戦的な姿を込め、希望のメッセージを伝えた。このように、一般人が出演する広告は一般人の共感を引き出し、ブランドに対する好感度を高めることができるという長所がある。
  • MKファッション_パク・シウン記者/写真_ノースケープ
  • 入力 2014-05-07 15:09:28




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