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サムスン重工業、1兆8000億規模のインドLNG船の受注有力


サムスン重工業は1兆8000億ウォン規模の、インド液化天然ガス(LNG)船プロジェクトの受注が有力だと伝えられた。海洋水産部とサムスン重工業によると11日、サムスン重工業は来る14日にインドで開催される海洋投資博覧会に参加し、コーチン造船所(Cochin Shipyard)と技術協力のための了解覚書(MOU)を締結する。サムスン重工業のパク・テヨン社長が直接参加してMOUに署名する予定だ。

サムスン重工業は、MOUにしたがいインド国営ガス公社のゲイル(GAIL)が発注するLNG船を受注すれば、3分の1をコーチン造船所で建造することになる。コーチン造船所が労働力とドックなどを提供し、サムスン重工業は保有する技術の移転、資材の購入、装備の購入などを支援する方式だ。

サムスン重工業がゲイルの発注するLNG船9隻をすべて受注し、3隻をコーチン造船所で建造すれば、技術協力にしたがって受取る代金だけで総4億ドル(4586億ウォン)に達する。

残りの6隻を巨済島で建造すればさらに12億ドル(1兆3758億ウォン)ほどを受注し、総16億ドル(1兆8344億ウォン)を受け取ることになる。

ゲイルは2017~2036年に米国産のLNGをインドに輸送するためにLNG運搬船9隻を発注するという計画を立て、2014年からプロジェクトを推進してきた。ゲイルは発注当時、ナレンドラ・モディ インド首相が掲げた産業振興策の一環として、発注船舶のうち3分の1を自国で建造しなければならないという条件を提示した。ただしサムスン重工業の関係者は、「プロジェクトに単独入札して有利な状況だが、まだ終わったわけではない」とし、「本契約とゲイル側の総発注量は決まっていない」と説明した。
  • 毎日経済 ユン・ジンホ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-04-11 21:07:08




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