セウォル号以後...ショッピング・キーワードは「家族」

化粧品・衣料品の消費減り、玩具・家族での外食は増加 

  • < 自分のための消費が減り、家族のための消費が増える >

パク・ソンウンさん(36)は中学1年生の息子に、最新仕様のノートパソコンを買ってやった。パクさんは、「セウォル号惨事を見て、何のために金を稼ぐのかという気がして、思い切って買ってやった」と語った。

セウォル号惨事で消費が萎縮している中でも、家族と子供のための消費は増えている。去る4月16日から今月12日までに、イーマートでは代表的な子供・学生用品の電子機器や玩具類の売上が二桁に増えた。全体売上は前年同期との対比で4.4%増にとどまった点を勘案すれば、大幅な成長だ。便箋・カードの販売も異例的に増えた。

現代百貨店でも今月に入り、ノートパソコン類の売上高は前年同期との対比で19.8%も増えた。玩具類(4.7%)と児童・幼児の衣類用品(3.9%)も増加傾向を見せた。キム・ドンイク現代百貨店スポーツチームのバイヤーは、「時期的にギフト需要が増えた理由もあるだろうが、セウォル号惨事の後、家族に対する関心が高まったことも影響したとみられる」と語った。

外食の風景も変わった。家族での外食が大きく増えると同時に、哀悼雰囲気の拡散で酒は控える雰囲気だ。

韓国食堂カンガンスルレが今月1日~11日の全店の売上実績を分析した結果、全体顧客のうち家族が前年同期間よりも平均34%増加した。

夕方の集まりが消えて、洋酒などの消費量は減少した。ウェスティン朝鮮ホテルのソウルロビーラウンジサークルでは先月16日以来、酒類は10%ほど減少しており、ロッテホテルも17%ほど減少した。

一方、家族単位の顧客をねらった商品には、予想以上に消費者の反応が高い。企業や学生の団体旅行の大多数がキャンセルされた中で、家族単位による国内外の旅行は目に見えて増えている。インターパークツアーが最近一ヶ月間に受けた旅行商品の予約の推移を調べた結果、家族旅行の需要が多いグアムとサイパン地域の予約は昨年より5.5倍も増えた。

ソウル大学心理学科のクァク・クムヂュ教授は、「(事故の影響で)個人的な奢侈品などは抑制する代わりに、家族の大切さを悟って関連製品は消費するわけ」だと説明した。
  • 毎日経済_キム・ヂュヨン記者/イ・ユヂン記者/キム・テソン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-05-14 17:28:34