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スペインMWC、サムスン・SKT・LGなどCEO大挙参加

ウェアラブル・生態認識・超高画質... 

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来る24日(現地時間)、スペイン・バルセロナで開幕する世界最大の移動通信展示会「モバイル・ワールド・コングレス(MWC)2014」で、韓国企業が技術で武装した「新兵器」を大挙公開する。世界の情報技術(IT)業界と市場の視線が集中しているだけに、圧倒的な技術力をベースに、「ファーストムーバー(先導者)」の地位を守るという覚悟だ。

27日まで開催される今回の展示会のハイライトは、24日のサムスン電子「ギャラクシーS5」公開行事だ。全世界のスマートフォン市場「ナンバーワン」、サムスン電子がどのような機能を盛り込んだ製品を公開するのかが観戦ポイントだ。

ギャラクシーS5は指紋認証機能を備え、5.2インチの画面、1600万画素アイソセル(ISOCELL)カメラモジュールを搭載したと伝えられた。一角で予想された超高解像度WQHD(HD級の4倍の解像度)のスクリーンや、虹彩認識センサーは抜け落ちた。サムスン電子としては、ギャラクシーS5の成果に今年のモバイル部門事業の成否がかかっており、ギャラクシーS5の完成度を高め、広報を強化するところに死活をかけている。

サムスン電子は、スマートウォッチ「ギャラクシーギア」のアップグレード版も今回のMWCで発表する。ギャラクシーギア2は2つ以上のモデルで公開されると思われる。既存のギャラクシーギア1のデザインと機能を強化したモデルとともに、バッテリー寿命を伸ばした特殊なモデルも出てくる。ウェアラブル製品群を多様化し、さまざまな消費者層を攻略するという戦略だ。

イベントの開幕を控えた23日には、サムスン電子・インテルなどが主導して開発したオペレーティングシステム(OS)「タイゼン」が搭載された「タイゼンフォン」が世界初公開される。

LG電子は高級型から普及型まで、様々なスマートフォンで2014年の世界市場攻略に始動をかける。国内公開された5.9インチのスマートフォン「Gプロ2」を世界に初めて紹介する。3.3ミリのスリムベゼル、フルHDディスプレイ、1ワット級ハイパワースピーカーなどが強みだ。普及型製品としては「G2ミニ」「Lシリーズ3」などが初めて公開される。

国内の各移動通信社は「世界初」の技術を公開し、世界進出の礎石を固める方針だ。600平方メートルの大型独立展示館を設けるSKテレコムは3つのブロードバンド(20メガヘルツ)の周波数を束ねて、既存のロング・ターム・エボリューション(LTE)対比で6倍の速度(最大450Mbps)を出す「3バンドLTE-A(アドバンスト)」を初めて展示する。

KTは高速LTEの速度を活用した動画技術を出す。既存のDMBに比べて10倍以上鮮明な動画配信技術(LTE eMBMS)で、サムスン電子と共同で開発した。LGユープラスは世界初のシングルLTEと顔面認識技術を適用したターゲット広告プラットフォームを展示する。

中小IT企業もバルセロナに集まる。中小のソフトウェア(SW)メーカーのアールサポート社はPCからスマートフォンを遠隔制御することができるサービスである「モビズン」をアップグレードして公開する。従来はPCに専用エージェントプログラムをインストールしてスマートフォンに接続したが、今回のサービスはウェブブラウザを介してすぐにスマートフォンに接続できる。

IT業界の星たちもMWCに浮かぶ。サムスン電子情報技術モバイル(IM)部門のシン・ジョンギュン社長、パク・チョンソクLG電子モバイルコミュニケーション(MC)事業本部長、ハ・ソンミンSKテレコム社長、イ・サンチョルLGユープラス副会長などが参加する。カカオのイ・ソクウ代表が基調講演を務め、ソ・ジヌSKプラネット代表もイベントに位置する。
  • 毎日経済_ファン・ヂヘ記者/ソン・ユリ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-02-16 17:40:24




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