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車・ワインよりも「ビール」の満足度が高い…韓・EU FTA以降の消費者の恩恵体感度


韓国の消費者は韓・欧州連合(EU)自由貿易協定(FTA)以後、「ビール」を購入する際に最も多くの恩恵を受けていると感じていることが分かった。

4日、韓国消費者院が韓・EU FTA5周年を迎えて進行した「韓EU FTA消費者厚生効果体感度調査」の内容によると、国内消費者はFTA以降、選択の幅、購入機会の拡大、情緒的な満足度などの全体的な部分で高い満足度を示した。これをスコアに換算すると、5点満点で4.12点だった。

詳細品目に分けて見た時、消費者は特に、ビール(4.43点)に対する満足度が最も高く、ワイン(4.23点)、自動車(4.22点)、チョコレート・菓子類(4.22点)などに高い点数を与えた。

ビールの場合、韓・EU FTA以降に選択の幅が大きく広がり(4.69点)、購入の機会が拡大され、(4.60点)、情緒的な満足度(4.48点)も高くなったという点で高い評価を受けた。しかし、価格値下げに対するスコアは3.93点で相対的に低く、値下げの恩恵は大きく体感していないことが分かった。

ビールだけでなく、ワイン、チョコレート・菓子類、チーズ、小型家電、キッチン用品などを含めて調査された10品目全体で、価格的な効果についての体感は3点台で低い点数を受けた。体感度調査と一緒に行われたアンケートでも、消費者は「FTA成功のためには流通構造の改善が急がれる」(89.3%)と回答した。
  • 毎日経済 イ・セボム記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-07-04 17:12:42




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