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中国大陸を魅惑するフルーツゼリー「プチチェル」

韓流・デザート文化の拡散に売上すっと...「第2のチョコパイ」神話期待 

  • 中国大陸を魅惑するフルーツゼリー「プチチェル」
中国でCJ第一製糖の「プチチェル」フルーツゼリーブームが起きている。北京を越えて上海と広州など、主要大都市に拡散中だ。韓流ブームとともに最近、購入レベルが高くなった中国の消費者が、デザート文化に新たに目覚め始めてフルーツゼリーに熱狂しているわけだ。

CJ第一製糖によると28日、今年の1~5月に中国で販売された「プチチェル」フルーツゼリーは30億ウォン(現地出荷基準)の規模に達した。個数では150万個に該当する。

中国で本格的な販売を開始した昨年、年間売上げは10億ウォンだった。今年の4ヶ月間で、既に昨年の全体販売量の3倍を達成したわけだ。現在の傾向を勘案すれば、今年は100億ウォンの売上げ(500万個)突破は無難だと会社側は展望する。

昨年は北京だけで販売していたが、今年に入って上海と広州などに販売地域を拡大した状態だ。現在はツーサムプレイスとトレジュールなど、CJ系列の外食店やCVS、百貨店・大型マートなどで販売されているが、地域の小売店にまで販売チャネルを大幅に拡大する計画だ。会社関係者は、「2017年までにプチチェルフルーツゼリーひとつだけで、中国での年売上げ1000億ウォン達成を目標としている」とし、「2018年には1500億ウォンの売上げも可能だと判断される」と明らかにした。

中国で単一製品で売上げ1500億ウォンを突破した韓国製品は、オリオン「チョコパイ」が唯一だ。オリオンのチョコパイ神話がCJ第一製糖のプチチェル神話につながるのか、関心が集まっている。

プチチェルフルーツゼリーブームと関連し、会社関係者は「韓国に続き、中国で大きな人気を集めたドラマ‘星から来たあなた`で、俳優たちがプチチェルフルーツゼリーを食べる場面が出てきて、中国現地でドラマの主人公キム・スヒョンさんがプチチェル広告モデルとして出てきて売り上げが急に増えた」とし、「プチチェルがさまざまな果物を活用した先進的なデザート製品であるという点も、中国人にアピールしたと判断される」と語った。

消費レベルが高くなった中国人が、デザート文化に新たに目を向け始めたこともプチチェル人気に影響を与えたと思われる。今月初め、上海に新たにオープンしたCJツーサムプレースは、プチチェルが最も多く売れる店として有名だ。

ローンチ時は店がオープンして間もなく、一日に10~20個ほど売れても成功的だと思えるほどだったが、今は1日だけで平均200セットが売れていく。

CJ第一製糖はプチチェル熱風を土台に、製品群の拡大を推進する方針だ。フルーツゼリーだけでなく、スウィートプリンやドリンクなど、プチチェルの別の製品ラインナップはもちろん、米飯、コチュジャン・ダシダなどの販売拡大を通じて、本格的な料理韓流熱風を起こしてみようというものだ。
  • 毎日経済_ナム・ギヒョン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-05-28 17:21:54




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