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ラーメンの味戦争…韓食が中華に勝った

プデチゲラーメンがチャンポンラーメンを抑える…韓国人の口に合う攻略が的中 

  • ラーメンの味戦争…韓食が中華に勝った
韓国式ラーメンを代表する「プデチゲラーメン」が、中華ラーメンの代表格である「チャンポンラーメン」を上回った。韓国料理と中華料理間のラーメン戦争で韓国料理が勝ったということだ。これにより、昨年にチャンポンラーメン突風でしばらく停滞していた農心が、再びラーメン市場のトレンド主導権を手に入れた。慣れ親しんだ韓国人のメニューであるブデチゲに合わせたラーメン新製品を出した戦略が的中した。

13日、Eマートによると、去る1カ月間に販売されたラーメンの売上高を種類別に分析した結果、今年8月に発売されたプデチゲラーメンと、昨年10月に発売された代表プレミアムラーメンのチャンポンラーメンの売上高の割合が、6対4だということが確認された。プデチゲラーメンの善戦で同期間のチャンポンラーメンの売上高は29%減少した。ブデチゲラーメン人気のおかげで、昨年、オットゥギ「チンチャンポン」にプレミアム市場を奪われ、プライドを傷つけられた農心が再び跳躍している。昨年、チャンポン市場の先取り機会を逃した農心は、まだ「スープラーメン」市場の盛需期が来る前の8月にプデチゲラーメンを発売し、関連市場を主導していった。農心の後に続いて、オットゥギが「プデチゲラーメン」を、八道(パルド)が「八道ブデチゲラーメン」をそれぞれ発売した。しかし、1番最初にブデチゲラーメンを出した農心のシェアが約55%と圧倒的だ。

チャンポン市場は、オットゥギが昨年10月に初めてチンチャンポンを出した後、11月に農心が「マッ(味)チャンポン」を出し、その後相次いで八道が「八道プル(火)チャンポン」、三養(サムヤン)食品が「ガッチャンポン」などを相次いで発売し、市場を育てていった。当時は農心が一歩遅れた発売で先行獲得効果を失い、まだオットゥギが主導権を握っている状態だ。

ロッテマートによると、2012年から3年連続でマイナス成長を記録していたラーメン市場は、昨年初めて成長率がプラスに転じた。今年は、この成長率がさらに大きくなった。昨年1%だった成長率は、今年は8.0%に急上昇した。特にこの成長は、プデチゲラーメンなどのプレミアム袋ラーメンが牽引した。ラーメンの種類別の成長率を見ると、今年に入ってスープカップラーメン市場の成長率が約3.6%に過ぎなかったが、スープ袋ラーメンの成長率は20.6%に達した。1兆ウォン台に墜落していた全体ラーメン市場も、昨年下半期から再び2兆ウォン台の市場を回復した。
  • 毎日経済 イ・セボム記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-11-15 09:05:00




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