江南の高所得共働き夫婦を魅了したロッテマートの戦略



ロッテマートが国内の大型マートでは初めてgrocerant(グローサ ラント)マーケットを標榜しオープンした瑞草店が江南の共働き夫婦の心を掴んだ。grocerantは食材料(grocery)とレストラン(restaurant)を結合した食文化空間を指す。

ロッテマートは先月、ソウル瑞草区にオープンした瑞草店がオープン一ヶ月にして25万人が訪問、江南商圏にしっかり安着したと明かした。先月27日から今月26日まで一日平均約8300人の顧客が訪問したことになる。

これは周辺商圏を考慮した差別化した売り場構成とロッテの食品自社ブランド(PB)「料理する」を初めとした家庭簡便食(HMR)拡大、少量・小規模商品の前面配置などが的中したという分析だ。中でも新鮮食品売り場をステーキを即席で焼くコーナーなどがあるgrocerantマーケットで構成したことが好評を得た。実際に瑞草店は大型マートのメインとなる加工食品と生活用品は既存の大型マートに比べ40%で構成し、顧客が食事と休息を楽しめる「アーバンフォレスト」を作るなど、破格実験を断行した。瑞草区には家で料理をあまりしない30~40代の高所得共働き夫婦が多いという点を考慮したという説明だ。

ロッテマートのキム・ジョンイン代表理事は「ロッテマート瑞草店は既存の大型マートの販売公式を破る試みを通じて、顧客に新しい経験を披露することが成功の要因となった」とし「今後もオフライン流通業者の強みを極大化し、顧客の経験とライフスタイルを重視した新しい売り場作りでオフライン流通の新たな窓を開いていく」と話した。

一方、ロッテマートは新しい売り場構成だけでなく、少量商品の規格に対する客観的な基準を新たに準備する計画だ。必要用途に沿ってバランスを取って商品を圧縮し、少量商品の陳列を拡大し商品の高回転構造を確立する方針だ。流通BU単位の原物共同調達、パッケージ共同購入、APC(Agricultural Processing Center/農産物加工センター)内の小包装ライン新設など多様な努力を注いでいく予定だ。
  • 毎日経済パク・ウンジ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-08-29 13:59:40