トップ > 数字経済 > マーケット > 韓国 肥満税導入か...健康保険診療費の損失、年間2兆ウォン
健康保険公団がタバコに続いて「肥満との戦争」を宣言し刀を抜いた。健康保険公団のキム・ジョンデ理事長は17日、健康保険公団の地下1階講堂で開かれた「肥満管理政策の現状と改善策、保険者の役割」政策セミナーで、「上半期には、健康保険公団が喫煙に力量を重点を置いたとすれば、下半期には喫煙に劣らず重要な問題であると判断される肥満に力量を集中するだろう」と明らかにした。
キム・ジョンデ理事長はこれに先立ち、自身のブログを通じて「肥満は21世紀の新型感染症」という世界保健機関（WHO）の表現を引用して「専門家中心の肥満管理対策委員会（仮称）を新設するなど、積極的かつ総合的に対処するしていく」と述べた。
キム理事長はまた、「肥満に起因する健康保険診療費の損失は年間2兆ウォンを超える」とし、米国など各国の健康管理政策を紹介する一方、米国やフランスなどで導入した「肥満の勢い」についても紹介した。肥満税とは、炭酸飲料、高カロリーの加工食品など、肥満を誘発する健康有害食品に対して別途の税金を課すことをいう。
健康保険公団は、今後、健康診断の問診票に、インスタント食品などのジャンクフードの摂取頻度などの質問項目を追加する案を検討中だ。この日、討論者に出たイ・ソンミの健康保険政策研究院は、「肥満による健康保険診療費の規模は2兆1000億ウォンだが、これを社会・経済的損失で計算してみると、10兆ウォンに達する」とし、「健康有害食品と健康との関連性を明らかにすることができる長期コホートが構築されれば、健康有害食品の健康増進負担金賦課も検討する必要がある」と明らかにした。
一方、納税者連盟は同日、「政府は肥満税の導入を夢も見るな」と強く反対する旨の資料を出した。納税者連盟は、「肥満税は低所得層の支出を増やし、貧困をあおるため、より悪い食べ物を食べることになり悪循環に陥る」と主張した。
韓国 肥満税導入か...健康保険診療費の損失、年間2兆ウォン
肥満は21世紀新種伝染病
キム・ジョンデ理事長はこれに先立ち、自身のブログを通じて「肥満は21世紀の新型感染症」という世界保健機関（WHO）の表現を引用して「専門家中心の肥満管理対策委員会（仮称）を新設するなど、積極的かつ総合的に対処するしていく」と述べた。
キム理事長はまた、「肥満に起因する健康保険診療費の損失は年間2兆ウォンを超える」とし、米国など各国の健康管理政策を紹介する一方、米国やフランスなどで導入した「肥満の勢い」についても紹介した。肥満税とは、炭酸飲料、高カロリーの加工食品など、肥満を誘発する健康有害食品に対して別途の税金を課すことをいう。
健康保険公団は、今後、健康診断の問診票に、インスタント食品などのジャンクフードの摂取頻度などの質問項目を追加する案を検討中だ。この日、討論者に出たイ・ソンミの健康保険政策研究院は、「肥満による健康保険診療費の規模は2兆1000億ウォンだが、これを社会・経済的損失で計算してみると、10兆ウォンに達する」とし、「健康有害食品と健康との関連性を明らかにすることができる長期コホートが構築されれば、健康有害食品の健康増進負担金賦課も検討する必要がある」と明らかにした。
一方、納税者連盟は同日、「政府は肥満税の導入を夢も見るな」と強く反対する旨の資料を出した。納税者連盟は、「肥満税は低所得層の支出を増やし、貧困をあおるため、より悪い食べ物を食べることになり悪循環に陥る」と主張した。
- 毎日経済_イ・セボム記者 | (C) mk.co.kr
- 入力 2014-07-17 17:12:14
