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数字経済 > マーケット > 一足早い寒さ…ロングパディングが大ブーム
秋夕(チュソク)連休が終わった10月中旬から気温が急激に低下し、百貨店ではパディング(ダウン)などの冬服が続々と登場している。その中でも今年、最も選ばれる製品は「ロングパディング」と「プレミアムパディング」だ。
ロッテ百貨店は、昨年に始まったロングパディング熱風が今年はさらに強まるものと予想して、アウトドア商品群だけでなく、若い顧客をターゲットとするヤングファッション商品群でもロングパディング品目を大幅に拡大した。
ロッテ百貨店ヤングファッション商品群に属する「HUM(ヒューム)」「TBJ」などのブランドでは、今年の秋・冬シーズンに「ベンチパーカ」と呼ばれるロングパディングの量を5倍以上に拡大し、品目も30%以上増やした。
HUMブランドはこの8月に出荷した「ベンチパーカ」総1万7000着のうち、すでに1万2000着が売れて人気を集めている。
ロッテ百貨店はロングパディング人気に力づけられ、HUMやTATE(テイト)などのブランドとのコラボレーションで、10万ウォン以下の ダックダウン素材の「ベンチパーカ」単独商品を企画した。ブランドHUMとのコラボレーションによってダックダウンベンチパーカを8万9000ウォンに、ブランドTATEとは9万9000ウォンで製品を出荷した。
ロッテ百貨店のイ・ドンホ女性ファッション部門バイヤーは、「昨年秋からふくらはぎまでのロングパディングが、お客様から良い反応を得ている」とし、「まだ冬が始まってもいないのに、すでに予約注文が活発で物量の確保に注力している」と説明した。
プレミアムパディングも高空行進中だ。
9月1日から10月15日まで、新世界百貨店では高価な高級パディングの販売が昨年よりも39%増加した。代表的なプレミアムパッド入りのブランドに数えられる「カナダグース(CANADA GOOSE)」は昨年よりも2週間ほど早い9月26日、ポップアップストアをオープンした。また別のプレミアムパディングブランド「モンクレール(MONCLER)」も先月、すでに第1次の物量が枯渇した。昨年、永登浦店やセンタムシティ店に続き、今年は江南店にも並んだ「パラジャンパーズ」は売上げが前年比で360%急増した。