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流通業界、続くデザイナーとの協業...大衆性vs商業性

有名デザイナー商品をオンライン・オフラインチャンネルを通じて合理的な価格で購買 

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最近、有名デザイナーの商品をオンライン・オフラインチャンネルを通じて合理的な価格で購入できるようになった。

▶複合ショッピングモール、カテゴリー全般にデザイナーブランド拡大

最近リニューアル工事に入ったDoota(ドゥータ)は、9月に再オープンを控え、衣類だけでなく靴、バッグなど雑貨、ライフスタイル用品など全般にわたってデザイナーブランドを拡大して迎え入れる。1階の場合、ソウルコレクション、ジェネレーションネクストなど国内デザイナーブランドで主をつなぐ。デザイナーのキム・ソクウォン、ユン・ウォンジョンのアンディーアンドデブ(ADNY & DEBB)デからザイナーのホン・スンワンのスィートリベンジ(SWEET REVENGE)、ユ・ヘジンデザイナーのクマン・オ・ウンファン(Kumann OH EUN HWAN)までデザイナーブランドが大幅に強化される展望だ。

加えて、雑貨ブランドアイム・ソー・ヤング(I'M SO YOUNG)、靴ブランドのマークモク(MAC MOC)、カロスキルライフスタイル編集ショップのアンソロジー(ANTHOLOGY)なども追加され、デザイン的感性に基づくブランドも補充した姿だ。地下2階の男性服売り場にもネイブ(KNAVE)、ティキ(TIKI)、ボム(BEOM)など、ファッション市場で浮かびあがるデザイナーブランドが半分以上入店する予定だ。

▶百貨店、新進デザイナーのポップアップから単独売り場まで導入

ロッテ百貨店もデザイナーブランド掴みに総力を傾けている。文化観光部、韓国コンテンツ振興院などと共に新進デザイナーブランドの発掘と育成にでるかと思えば、新進デザイナーブランドを集めた特別販売展を着実に開催するなど、多様な活動を展開している。

去る2月、11スタイルバズ(STYLE BUZZ)というポップアップストアを通じてキム・ホンボム、イ・チョンジョンなど11人の有望新進デザイナーブランドを披露し、このうちキム・ホンボムデザイナーのセカンドブランドのディム・エ・クレス(dim.e.cres)は、ロッテヤングプラザに単独売り場を正式オープンした。釜山本店と光復店の靴ブランドであるリーズテール(Liz's Tail)と東莱店のアクセサリーブランドであるシャハム(CHARME)なども百貨店に入店したデザイナーブランドとして注目されている。このような流れによってロッテ百貨店と新進デザイナーの協業活動はしばらく続くものと見られる。     

▶ホームショッピング、デザイナーブランドで20・30代をキャッチ

ホームショッピング業者も主な顧客層である40・50代の他に、購入力が高まっている20・30代の若い消費層をターゲットにデザイナーブランドを誘致している。CJオーショッピングではク・ヨンジュ、チェ・ジンウデザイナーブランドであるジェイクー(J Koo)のリミテッドエディションを披露し、9月にはケ・ハンヒのカイ(KAI)をローンチする。

現代ホームショッピングも硬い消費層を備えた重鎮デザイナーと協業を進行中だ。2013年からマグアンドローガン(MAG & LOGAN)は現在ホームショッピングを通じて衣類ブランドを披露してきた今年の上半期の販売順位は2位を占め、27万9千セットが売れている成果を上げた。デザイナー製品のロイヤリティーがより大衆化に進化し、着ることができる商品としての価値を上げて業界とデザイナーの双方がウィンウィンしている姿だ。

一方、販売のための大衆性にのみ焦点を合わせてみると、デザイナー本来のアイデンティティーを失うことになったり、名前のみを掲げたデザイナー商品の販売につながるのではないかという憂慮の声もついてきている。
  • シークニュース_イム・ソヨン記者 /写真_photopark.com
  • 入力 2014-08-18 11:03:14




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