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大韓航空、米軍の大型ヘリの整備事業を受注

9年間で1500億規模 

  • 大韓航空、米軍の大型ヘリの整備事業を受注
  • H-53E大型ヘリ


大韓航空は30日、米国国防総省からアジア・太平洋地域に配置された「H-53E」大型ヘリに対する廠整備事業を受注したと明らかにした。総事業規模は1500億ウォン水準で、今年12月から9年間続く。

大韓航空が実行することになる整備事業は、ヘリコプターの主要構造物と個々の部品の検査、交換、修理作業、および動作確認とテスト飛行の支援などだ。 「H-53E」大型ヘリは7つの大きなメインローターブレードと4つのテールローターブレードの回転と振動、折りたたみ式の後部胴体などの特異点から、配列調整と胴体の修理時に固定翼飛行機に比べて高難易度の作業が要求される。

H-53E大型ヘリには米海兵隊が兵力と重量貨物の輸送を目的として運営している「CH-53E Super Stallion」と、米海軍が長距離機雷捜索と除去任務の目的で運営している「MH-53E Sea Dragon」がある。 CH-53E Super Stallionは米軍が保有している最も大きく重いヘリコプターで、4000馬力のエンジンを3基搭載し、最大離陸重量33トンの能力を保有している。これはF-15戦闘機の重量とほぼ同じ水準だ。

大韓航空は1978年から米軍の廠整備事業を開始して、F-4、F-15、F-16、C-130、A-10などの戦闘機と輸送機、HH-60、CH-53などのヘリコプターに対する廠整備と改造事業を継続している。特に1989年以降は現在までに、204機のH-53大型ヘリの廠整備を行っている。

大韓航空は廠整備能力と専門軍需支援能力を土台に、軍用機の性能改良と整備事業の拡大を継続していく計画だ。
  • 毎日経済_ハン・ウラム記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-11-30 17:51:31




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