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SKイノベーション、中国EVカー市場を攻略

現地バッテリー企業に投資 

SKイノベーションは中国のバッテリー企業に戦略的投資を断行することにした。北京自動車との合弁会社の設立に続き、現地のバッテリー企業との戦略的提携が行われ、世界最大の電気自動車市場である中国の攻略に拍車がかかる見通しだ。

14日の業界によると中国のバッテリー企業EVE(EVE Energy)は去る9日、出資転換方法でSKイノベーションを戦略投資家として誘致した。今回の投資でEVEの子会社である「恵州億緯集能」は、SKイノベーションと「合弁経営契約」を締結した。外信によると、恵州億緯集能は中国の恵州で10GWh(ギガワット時)内外のバッテリー工場を稼動していることが把握された。今回の契約に基づいてSKイノベーションとEVEは、恵州億緯集能の株をそれぞれ49%と51%保有することになる。

業界の関係者は、「中国現地の事情で合弁会社(JV)に関連する契約が遅れたが、両社は拡大している市場に迅速に対応している」とし、「SKイノベーションとEVEは中国の塩城はもちろん、恵州にバッテリー工場を一部完成させて稼動させていることが伝えられた」と語った。

SKイノベーションは今回の投資で、バッテリー企業の中では唯一で常州・塩城・恵州など、中国でのみ3ヶ所の生産基地を確保することになった。 SKイノベーションの関係者は、「来年は中国だけで約27ギガワット時の規模で、後年は30ギガワット時内外の規模のバッテリーセルを生産することができるようになる」と語った。

一方でSKイノベーションは14日、従来の職級体系を一つの職級に統一する人事制度を、来年1月1日から施行すると明らかにした。 SKイノベーションの統合された新しい呼称は「ピーエム(PM/Professional Manager)」で、構成員の公募と投票を通じて選ばれた。
  • 毎日経済_ウォン・ホソプ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-12-14 20:15:18




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