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ソウル市で開かれる大小134の「地域の祭り」をプレビュー


  • ソウル市で開かれる大小134の「地域の祭り」をプレビュー
今年一年、ソウルのあちこちで大小134のローカル・フェスティバルが繰り広げられる。

ソウル市は総20億ウォンの予算を投入し、地域住民が直接作って市民が一緒に楽しむことのできるフェスティバルの開催を支援する見通しだ。これは地域経済の活性化とソウルのブランド価値を高めるための戦略で、今年の予算規模は最初のサポート年度であった2013年より2倍近く上昇した。

すでに134のフェスティバルのうち、25個は各自治区の歴史性、地域性、個性に特化した代表的な祭りとして定着した状態だ。毎年春の気配が感じられる4月に桜が満開する汝矣島・輪中路で開かれる「漢江 汝矣島春の花まつり」から鷺梁津水産市場で開かれる「都心の中の海まつり」(銅雀区)、岩寺洞先史遺跡地と連携した「江東先史文化まつり」(江東区)なども地域色が際立つ代表的なフェスティバルだ。

他にも「小規模な地域特性フェスティバル」で市民は四季を通じて近隣でのコンサート、のど自慢、フリーマーケット(蚤の市)など多様な文化芸術に参加でき、一定部分において地域経済の活性化に役立つものと期待される。「小規模な地域特性フェスティバル」は、宮廷料理、国楽、クラシック、インディーズバンドの公演など小さいながらも充実した文化産業を中心に進め、地域住民に多様な文化芸術のジャンルと接することができる機会を与えて住民がお互いに疎通する場を作るという戦略だ。

今年は「マルチュク通り市場まつり」(瑞草区)、「ヌンマル・ミカロ 味の道まつり」(広津区)、「水踰市場商店街活性化まつり」(江北)など在来市場で繰り広げられる小規模祭りを積極的に支援する展望であると伝えられているため、ソウル市の地域祭り支援政策が地域の活性化に実質的な助けとなることができるかその帰趨が注目される。
  • シックニュース イム・ソヨン記者/写真=シックニュースDB | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-02-06 17:13:41




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