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絶えない詐欺被害に晒される韓流スターたち


  • 絶えない詐欺被害に晒される韓流スターたち
韓流スターが中堅企業を超える売上高をあげ、中国をはじめとした全世界で縦横無尽に活躍しているが、彼らがあげる売上高および国家イメージ向上が色あせるほどに有名税を利用した詐欺事件が増えている。

韓流スターの有名税を利用した詐欺行為はソン・ジュンギ「ファンミーティング詐称」、チャン・グンソク「ファンミーティングチケット詐欺」、イ・ジュンギ「旅行詐欺」、パク・ヘジン「投資および広告詐欺」、イ・ジョンソク「書類偽造および投資詐欺」、イ・ミンホ「エージェント詐欺」などひとつひとつを挙げることが難しいほどに事例が増えている。

何よりも手法も新しくない「明らかな」詐欺が繰り返されているが、所属スターを管理せねばならない企画事務所さえもこの根本的遮断が現実的には容易ではないという立場だ。

似たような事件で被害を負ったり、被害に遭うところだった企画会社さえも事後対応には明確な立場を明かすが、事前対処に対しては「ファンたちに被害がないように頻繁にチェックする」という水準以上の回答ができずにいる。

ある企画事務所関係者は「海外現地にて進行される公演またはファンミーティングに関連した詐欺は事前に防ぐことが難しい」と正直に答えた。彼は「闇チケットに関連した事案も、公演代行会社や制作会社側にファンが情報提供することをもとに協議し、措置を取る」と説明した。

また別の企画事務所関係者は「海外で公演やファンミーティングを進行する際、人脈で代行会社の紹介を受ける。けれど実際に仕事をしていない以上、どれほど信頼できる人が紹介したとしても、専門家として力量を検証することができない」と海外現地状況を知らない状況から、つてを頼って調べ進行することになる海外現地イベントの限界を打ち明けた。

1990年代後半、中華圏で人気を集めた元祖韓流スターのアン・ジェウクは当時公演詐欺により有名税に比べて実績はなかったと吐露したことがある。

アン・ジェウクは過去にSBS『ヒーリングキャンプ』へ出演し「1997年には詐欺がとても多かった。残念な現実は、中国公演をつなげてくれるブローカー役をする韓国人の中に悪い方が多かった」と被害者となるほかになかった状況について明かした。

彼は「今は韓流というタイトルの中でシステム的になっているが、その当時は問題が多かった」と話した。しかし、20数年が過ぎた現在も韓流スターの有名税を利用した詐欺は慣例のように続いている。何よりもこのような詐欺行為が韓流を保護せねばならない韓国人によって絶えず行われており、韓国人によって巻き起こることでさえ事前遮断をできずにいるという実情だ。

このように海外現地、特に中国にて韓流詐欺が絶えないことについて「人と人の繋がり」が一番大きな要因と指摘されている。しかし、最近明らかになる詐欺事件は韓流スターや該当スターの所属事務所が介入していない状態において巻き起こるということが深刻性を高めている。

しかし、オンラインを通じて溢れかえる情報の量はこのような「実態のない詐欺」を可能にしており、対策準備が容易ではない。

実態のない詐欺の1次被害者は韓流スターと企画事務所だ。けれど韓流で文化観光、化粧品など消費およびサービス産業に波及させる経済効果を遮断するという点から、企画事務所をはじめとした政府次元での積極的な太陽が必要と見られる。
  • シックニュース ハン・スギン記者 / 写真=シックニュースDB | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-04-23 10:37:00




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