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「プロデュース101」に存在する6人の師匠たち


優れた人物には良い師匠がいるというものだ。『プロデュース101』にはそんな師匠が6人もいる。

Mnet『プロデュース101』には審査委員が存在しない。11人のガールズグループデビューは視聴者の投票にかかっている。俳優チャン・グンソクと歌手ジェア、ガヒ、ラッパーのCheetah、ボーカルトレーナーのキム・ソンウン、振付師ペ・ユンジョンは101人の練習生たちに時にはつらい言葉を、時には暖かな慰労を投げかけている。彼らの魅力を分析してみよう。

▶ アジアプリンス、チャン・グンソク

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チャン・グンソクは韓国では俳優として良く知られている。しかし彼の履歴の中で目に飛び込むのは「第27回日本ゴールデンディスク大賞」アジア部門「ベスト3アルバム」受賞だ。彼は海外を巡って数多くのファンミーティングを行い、数多くの歌でファンと呼吸した経験を持っている。

デビュー25年目となる彼は『プロデュース101』に合流して技術的なことを教えるよりも、全世界を巡ったノウハウで練習生たちの支えとなることを自ら請け負った。『プロデュース101』のメイン進行者として1回オープニングを茶目っ気溢れるジェスチャーで飾った彼は『M COUNTDOWN』の『Pick Me Up』ステージでもサプライズ出演し視線を集めた。

彼は練習生に評価課題を伝え、投票結果を発表する重い仕事を担っている。しかし練習生たちに放送前に直接チキンを買ってプレゼントする優しさを見せたりもした。

▶ ガールズグループダンスメイキングの大家ペ・ユンジョン

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ペ・ユンジョンは2007年にYama&hotchicksを設立、現在団長を務めている。Brown Eyed Girlsの『Abracadabra』、KARAの『Mr.』、Girl’s Day『Expectation』、T-ARA『Roly Poly』など数多くのヒット曲の振り付けを誕生させた張本人でもある。

彼女は『プロデュース101』の毒舌家としても良く知られている。舞台を見て「でたらめだ」、「命をかけなさい」、「高級ではなく安っぽく見えた」といった言葉をためらいもなく吐き出して練習生たちを震え上がらせた。

しかしそんな彼女にも暖かな姿が存在した。2回放送にて彼女は夜遅くまで練習するC班の練習生たちを見て足を止めた。「一生懸命にやる子たちは助ける」と休み時間を返上し情熱のある練習生たちのサポーターとなった。彼女とともにした人々は「どこか母親のような感じ」だったと感激した。

▶ 15年経歴のガールズグループ大先輩カヒ

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カヒはガールズグループAFTERSHOOLとしてデビューし人気を得た。以前にはBoA、東方神起、godなど数多くのグループのバックダンサーとしても活動し、多くの経験を保有している。15年という長い経歴をもとに練習生たちのダンスの先生として活躍している。

F等級で苦戦していたキム・ソヘに多くの時間を割愛する愛情を見せたり、苦い言葉をためらわずに投げかけたりもした。強烈なヒップホップで賞賛を受けたKCONICエンターテイメントの練習生たちに「少女の雰囲気が出る振り付けをしてみろ」と短所をしっかりと把握する鋭い面を見せたりもした。


▶ 感性ボーカリスト、Brown Eyed Girlsジェア

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ジェアはガールズグループBrown Eyed Girlsのメンバーだ。彼女は華やかなビジュアルで舞台に立つことはもちろん、映画『ハーモニー』、ドラマ『チュノ』といった作品のOSTにも参加して感性ボーカリストとして活躍した。

彼女は練習生たちにボーカル的部分はもちろん、歌を歌う態度に焦点を置いた。『Pick Me Up』練習当時、手を揺らしながら歌うチョン・ソミに「すべての歌が誠意なく聞こえる」と顔を顰めた姿はオンラインでも話題となった。また練習生たちには歌によって代わる心持について強調するシーンではやはり「感性ボーカリスト」の姿が際立った。

『Pick Me Up』を歌う練習生たちが失敗を続けると「恥ずかしがるな」と厳しい言葉をぶつけながらも「私が可愛いところを見た?これは全部演技だ。アイドルはそんなぶしつけさが必要だ」と雰囲気を和気藹々とさせる姿には彼女の暖かな気持ちを垣間見ることが出来た。


▶ ラップする強い姉御Cheetah

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CheetahはMnet『UNPRETTY RAP STAR』を通じて人気を得た。当時カリスマ溢れる姿で競争相手に強いラップを披露する姿は練習生たちにも記憶された。

しかし彼女には反転魅力があった。レベルテストにて彼女は練習生たちの舞台に絶え間なく笑顔を見せ、ダンスを真似るかわいらしい姿を見せた。これを見守っていた練習生たちも「すごく可愛い」と好感を表した。

そしてポジション評価にて再び反転があった。Cheetahは『RHYTHM TA』チームと『良く見える』チームの中間評価では鋭い評価が続いた。彼女は『RHYTHM TA』チームに「センターとリーダーは誰が選んだのか」と指摘し、これはウンシカイのパートだったセンターをキ・ヒヒョンに引き渡す結果となった。しかしこれにより彼女たちの舞台は完成度が高まった。

▶ 次世代テヨン&ヒョリン発掘、キム・ソンウン

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キム・ソンウンは制作発表会当時、「『プロデュース101』は国民投票により行われる放送だ。その関心に邪魔にならないよう『とても良い時間だった』という気持ちが持てるように最善を尽くす」と話した。

彼女の言葉は練習生に向かう鋭い評価に続いた。ボーカルとして頭角を見せたキム・ジュナとユ・ヨンジョンが所属する『ハルハル』チームの中間点検にて「二人がチームではないようだ。さらには歌いながら二人がこの部分を合わせなければいけないのに、一度も目を合わせない。これは今メンバー間の無関心が作り出したサウンド」だと酷評もした。

しかし、キム・ソンウンはつねに苦い言葉だけを投げかけたりはしない。『Pick Me Up』練習当時、オ・ソジョンとアン・イェスルに向かっては「リズムが感じられた。一番気に入った。リズム感が確実に感じられた」と賞賛を惜しまなかった。チームの不協和音から長所まで引き出すトレーニングでは彼女が制作発表会にて明かした決意を実践させていることが分かる。
  • MBNスター ユ・ジフン記者 / 写真=MBNスターDB、Mnet放送画面キャプチャー | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-03-09 16:45:34




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