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カメレオンのような俳優、パク・ヘイル「提報者」を通じて感じるメディアの視線、新しい経験

映画「提報者」 

  • カメレオンのような俳優、パク・ヘイル「提報者」を通じて感じるメディアの視線、新しい経験
俳優パク・ヘイル。「カメレオンのようだ」という言葉が良く似合う俳優だ。

温かみと素朴な姿で素敵な男性というイメージを抱いたり、粘り気のある悪口を吐いていい加減な行動をする悪い男の姿を見せるなど多様な演技変身で観客を揺さぶる。そんな彼が今回は時事プログラムのPDに変身した。

時事プログラムPDのユン・ミンチョルが全世界の注目を集めた幹細胞複製論文が操作されたという衝撃的な情報提供を受け、その実態を暴く物語を描いた映画『提報者』にて幹細胞操作スキャンダルの真実を追う時事プログラムPDユン・ミンチョル役を演じる。静かでしなやかな声で質問に答えるパク・ヘイルは淡々と正直な会話を続けた。

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分かりきった質問を投げかけても決められているような答えをせずに深く考えてゆっくりと言葉を吐き出す。

多様な作品を撮影し広報しながら多くのメディア人に会ってきた彼はある時点からメディア人のキャラクターに好奇心を持った。そのため彼にとって『提報者』はさらに大きな好奇心として近づいた。キャラクターの職業的な部分から取材を通じて真実を探し出す過程まですべてのことが魅力的に感じた。

『提報者』は実際の事件をモチーフにした作品だ。

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韓国を揺らがした事件であったため出演する俳優としてそれだけ慎重になる部分も多く、負担を感じることもあっただろう。

パク・ヘイルはやはりモチーフとなった事件についてよく知っていた。当時のイシューが大きかった性で大衆たちがメディアを通じて接したように彼も撮影に忙しい中でも接した記憶があった。「負担感について多くの人が尋ねてきた。けれど長い間負担感を持ったとか慎重に尋ねる程ではなかったと思う。映画を準備する過程の中で過去のとても大きなイシューについて顧みる時間があり、必要でもあった。現実を直視しないといけない部分からは考えが多かったが、いざ撮影を前にするとその中に入らねばならないという考えが大きかったのでそんな考えが無くなった」。彼はキャラクターのリアルさを生かすために直接現場に飛び込んで体で感じようと努力した。

時事プログラムの事務所と取材現場を見学しながらしっかりとした準備でキャラクターを力強く構築していった。「実際に取材する過程が映画でも多く収められている。現場の空気を感じて撮影に入るのが正しいと考えて直接現場見学をしてPDが体験する過程の緊張感も感じてみた。(現場経験以降)演技をしたので勘を掴んで演技するという長所があった」。そうしてしっかりと準備して撮影に入ったが難しい部分も明らかに存在した。「全てが簡単ではなかった」と口を開いたパク・ヘイルは人物の構図の中で行われる緊張するシーンにさらに神経を使いながら撮影に集中した。「ユン・ミンチョルが証拠を探し出しながら見せなければいけない職業なのでその過程の中でとても大きなイシューと向き合うことになる。それと共に経験するいくつかの世論の目つき、そんな部分がとても印象的だった。私がそれ以上の経験をしてみたことがないためさらにそうだったし、映画ではあるがそんな部分でリアルな感情を見せたかった」

『提報者』にてパク・ヘイルとユ・ヨンソクの呼吸も外すことが出来ない観覧ポイントのうちのひとつだ。二人は胸が締め付けられるような緊張感を見せてくれ、没頭度を高めて映画を先導した。パク・ヘイルはユ・ヨンソクを言及するとすぐに彼について賞賛を打ち明けた。「ユ・ヨンソクは名前そのままにとても柔軟な同僚ではないかと思うほどにとても開けている俳優だ。それだけに呼吸して自分がしなければいけないことを見せてくれる友だった。そんな部分では生まれつきのポイントがあると思うし、簡単ではないキャラクターを演じたが、しっかりとやりきったと思う。現場で互いに感情をやりとりする部分においても入念にしっかりやりとりしたと思う」。パク・ヘイルは『提報者』を思い浮かべて大きなことを受け取り、気づいたと話した。

彼は「まず俳優としての生において新しい経験がおおきく、俳優の仕事をしていくのに助けとなるような気分」だとし「映画内容で見たときにはメディアや大衆の関係、そんな部分を考えてみることが出来るポイントがあった。実際の人生でも考えの視線が少しでも知見が生まれた感じだったし、助けとなると思う」と明かした。最後に観客たちが『提報者』を観覧するときに共に共感し感じて欲しい願い(?)を付け加えた。「映画が難しいというよりも見慣れないが新鮮に歩み寄るものだという感じを受ける。一度見て大衆自ら判断できる、そんな契機の映画となれば嬉しい」
  • MBNスター ソン・ジナ記者 / 写真=映画「提報者」 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-10-16 11:43:34




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