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[SBS 歌謡大典③] SOLが最大の被害者?放送事故は防げなかったのか

「2014 SBS歌謡大典」③/③ 

放送事故。生放送の醍醐味だと美化されるが、見る人の脈をぷつっと切る致命的な失敗だ。さらには歌手たちの祝祭でマイクの音が出ずに音声がしっかりと伝わらなければ、これほどステージの意味を退色させることはないというもの。しかし『2014SBS歌謡大典』はこのようなミスを4回も行った。数ヶ月間、魂を込めた制作陣の努力が一瞬にして辱められる瞬間でも数回あった。

▶放送開始10分で事故?
SBS歌謡大典は放送開始10分にして事故を起こして不安なスタートを知らせた。GOT7、Red Velvet、LOVELYZ、WINNER等の新人歌手たちのステージ途中に音響とカメラ事故が同時に発生した。

マイク事故はLOVELYZが『Candy Jelly Love』ステージを終えた後、WINNERが登場した際に起きた。WINNERの『空しい(EMPTY)』が開始したが、歌とラップが全く聞こえない代わりにLOVELYZがスタッフたちに「お疲れ様でした」「ありがとうございました」と挨拶する声がそのまま聞こえた。またWINNERの代わりにドレスを着た女性の後姿が突然カメラに映し出され見る人たちを困惑させた。

その後も放送事故は続いた。新人4チームが共に歌うMaroon 5の『Moves like Jagger』ステージにてカメラが床を捕らえたかと思えば、しばらく真っ黒な画面が続いたりもした。しかしこれに対する謝罪放送は全く無かった。

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▶SOLが最大被害者、なぜ2度もマイクの音が出なかったのか

BIGBANGのSOLは2度もマイクの音が出ず、SBS歌謡大典放送事故の最大被害者となった。まず『目、鼻、口』ステージにて音が出なかったが、全く気にしない表情で歌を続けた。しかし、ジェフ・バーナット(Jeff Bernat)とのコラボレーションステージに続く重要な部分であったため、この事故は次の公演にも影響を与えた。ジェフ・バーナットと『Call You Mine』で素晴らしいケミを繰り広げたが、先立って集中度を一度遮られたためか、完全なステージを見せることが出来なかった。

SOLの不運は継続した。G-DRAGONと共に構成した『グッドボーイ(Good Boy)』ステージにて序盤の5秒間で再び音が出ずに困惑した表情を見せ、それはそのまま電波に乗った。SOLは自身の声が聞こえないとマイクの下部分を確認し、困った表情を見せて集中度を散漫させた。G-DRAGONとの素晴らしいコラボレーションであったが、その意味が僅かに色あせてしまうハプニングだった。

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▶グァンヒの進行欲が生んだ事故

ZE:Aグァンヒの進行欲も放送事故を呼んだ。この日、アイドルたちが待機する席で生き生きとした現場の雰囲気を伝えるリポーター役を担った彼は『ベストセルフィー』というコーナーを進行してアイドルたちとトークを交わした。グァンヒはアイドルたちがセルカ(自撮り)を撮るように誘導し、特有の活発な進行実力を見せた。韓国語が不慣れなカンナムともてきぱきと呼吸を合わせた。

しかし、仕上げが『竜頭蛇尾』だった。『ベストセルフィー』受賞者のEXOを発表した後、「次はラッキーボーイズにEXOメンバーも一緒にしてはどうか」というコメントを投げた。客席の反応は静かで困惑したグァンヒは再び同じコメントを投げかけた。それでも観客から大きな反応を得ることは出来なかった。

彼は決まった時間が超えると仕上げの挨拶時間もなく、ぎこちない笑顔を見せてカメラを見つめた。制作陣もサインが合わなかったのか、そんなグァンヒを暫くカメラに写して慌ててMCであるラッキーボーイズに移された。何の準備も出来ていなかったラッキーボーイズの驚いた表情がブラウン管にしっかりと映し出され、チョン・ヨンファが「グァンヒのとても綺麗な仕上げ、ありがとうございます」という冗談で危機を乗り越えたが、収拾するには十分ではなかった。
  • MBNスターイ・ダウォン記者/写真=SBS「歌謡大典」放送キャプチャー | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-12-22 08:20:28




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