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「怪しい彼女」主演シム・ウンギョン、20歳でデビュー10年目

◆City Life第416号…STAR TAP ①/④ 

  • 「怪しい彼女」主演シム・ウンギョン、20歳でデビュー10年目
デビュー10年目の俳優なのに今年で20歳。また、年齢は20歳なのに演技力は熟しきって熟した中堅俳優の姿だ。それこそ怪しい。いまやっと成人俳優に生まれ変わった彼女がいま、忠武路(チュンムロ)でブルーチップやら、大勢やら、ジャンヌ・ダルクやらとものすごい評価を全身で受けているという話だ。

映画「怪しい彼女」のシム・ウンギョンがまさにその主人公だ。これまで彼女は映画の中のある俳優の「子役」として常連登場した。自身の名前をかけてまともに出演した映画は、おそらく「怪しい彼女」が初めてではないだろうか。ところがその映画が大ヒットを打った。封切り当時だけでも「ひょっとしたらダークホース」に分類されたが、すでに観客600万を超え依然として興業駆り立て中だ。

その理由は、もちろんシム・ウンギョンのしらじらしい演技力という評価だ。彼女はこの映画で20代の体に変わった70代の老人を演じた。なんと50年のギャップを野暮ったい姿とこってりとした悪口、19禁の露骨な冗談で味が出るように消化した。ひとことで、しらじらしいという言葉しか違って表現できない演技だった。

去る2011年映画「サニー」出演以後わずか2年ぶりに忠武路のブルーチップとして急浮上したため、「独歩的存在」という評価も無理はない。とにかく、シム・ウンギョンは今では韓国映画界を代表する女優に生まれ変わった。しかし、彼女のそのような評価の後ろに固く位置しているのは、

いつの間にか10年という演技経歴だ。若いアイドルスターたちが群雄割拠し、専門分野の壁まで崩れた状況で、俳優シム・ウンギョンは韓国の芸能界にもうひとつの教訓を投げかけている。
  • Citylife
  • 入力 2014-02-19 10:18:21




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