トップ > エンタメ > スターフォーカス > ワールドスターPSY、苦心の時間は終わり?

ワールドスターPSY、苦心の時間は終わり?

◆ City Life 第501号…STAR TAP ①/④ 

  • ワールドスターPSY、苦心の時間は終わり?
ワールドスターPSYの秋は憂鬱だ。新しく建てたビルをめぐって3年引きずった法的争いが長引き、「人気スター」のイメージは見栄えを失い、『江南スタイル』以降の音楽活動もやはり「ワールドスター」と呼ぶには満たない水準。特に、建物オーナーとしてテナントとぶつかる法的争いは『江南スタイル』のヒット以降に訪れた悪材中の悪材だ。

最近このビルのテナントがPSYを相手にした訴訟が棄却され、問題が解決したように見えたがまだ道は長いという話もある。建物オーナーであるPSYの単純明快な是非を脱し「Gentrification」、「乙の横暴」など社会構造的問題にまで飛び火して世間の注目を集めている。

一世一代のヒット曲『江南スタイル』がYoutube再生回数24億回という前代未聞の記録を立てているが、「大学祭オファー希望第1位歌手」程度で扱われる様子で、ワールドスターという名前とはまったく違って見える。問題は音楽だが、『江南スタイル』以降に出した曲『ハングオーバー』の反応がいまいちだったため、その後の歩みを悩まざるをえないのかもしれない。

切歯腐心!最近PSYの心境を表現する言葉としてこれ以上のものはないだろう。一旦は来る11月に発表するニューアルバムで雰囲気刷新を狙う戦略だ。今はまだ誰もが認める「ワールドスター」級の知名度があるため、新曲のクォリティによって『江南スタイル』の人気を再現することも可能だろう。そんな意味から最近、韓国広報専門家のソ・ギョンドク教授と共に「PSY says K-POP」というK-POP案内書を作ってアメリカの大学街に配布していることは、ワールドスターでありK-POPの代表走者であるPSYと似合っていることだ。今はPSYにも韓国にも再び『江南スタイル』が必要な時期だ。
  • Citylife第501号(15.11.03付)
  • 入力 2015-10-28 16:30:21




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア