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「ボイス」初回放送① 目と耳を魅了する「音追跡スリラー」の誕生

「ボイス」1話 

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  • 「ボイス」初回放送① 目と耳を魅了する「音追跡スリラー」の誕生
「面白いポイントはやはり音だ。犠牲者と112センター隊員が携帯電話を通じて音で互いを感じ、共感できる部分があるのではないだろうか。無線を通じて状況を共に認知しながら追跡するスリラー的な面白さがあるだろう」

先立って行われた『ボイス』制作発表会にてキム・ホンソンPDが作品のポイントについてこのように話した。キムPDの言葉のように、蓋を開けた『ボイス』は目と耳を魅了する緊張感で目の離せないドラマだった。

14日午後放送されたOCNドラマ『ボイス』初回放送には、妻を失ったム・ジンヒョク(チャン・ヒョク扮)、112センターで通報を受け取るカン・クォンジュ(イ・ハナ扮)の出会いが描かれた。

容疑者としてコ・ドンチョルが逮捕されたが、承認として裁判に出席したカン・クォンジュはコ・ドンチョルの声に「その声ではありません。録音ファイルを聞けば分かること」だと話した。しかし録音ファイルには犯人の声は残っておらず、状況が閉ざされるや傍聴席にいたム・ジンヒョクは「はっきり言え。お前あいつから金を受け取ったのか?証拠も全部出たのに何を言ってるんだ」と怒りを爆発させた。

それから三年後、留学を終えて帰ってきたカン・クォンジュが自ら手を挙げてソンウン市庁112センター長として赴任し、ム・ジンヒョクと再会する姿が描かれた。ム・ジンヒョクはカン・クォンジュに「面の皮が厚い。犯人から裏金をもらって裁判所でたわごとを言ったお前がどうやってここに来るんだ。韓国警察が甘く見えるのか」と声をあげた。

しかしその後に拉致事件が発生し、二人の共同捜査が開始し、拉致された女子高生(チョン・スジン扮)の電話を受け取ったカン・クォンジュと、彼女を現場で探すム・ジンヒョクの迫力あふれる呼吸が続いた。

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中でもこの過程でキムPDの言葉の通り、緊迫した状況の中で逃すことができない些細な「ボイス」の流れは作品を強く引き締めるのに十分だった。

一瞬先も知れない場面が繰り広げられ、人物と状況が作り出す音は不運な事故により目を怪我しながらも小さな声も聞くことが出来るカン・クォンジュのナレーションととオーバーラップし、手に汗握らせた。まさに「音追跡スリラー」が誕生した瞬間だった。
  • MBNスター キム・ジンソン記者 / 写真=OCN放送画面キャプチャー | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-01-15 06:20:05




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