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「逆賊」11話と12話予告 キム・ジソクが禁断の果実に手を伸ばす

「逆賊:民を盗んだ盗賊」11話、12話 

  • 「逆賊」11話と12話予告 キム・ジソクが禁断の果実に手を伸ばす
『逆賊』でキム・ジソクが狂気を表わし、戊午士禍の開始を知らせた。

6日と7日午後に放送されるMBCの月火特別企画『逆賊:民を盗んだ盗賊』(以下『逆賊』)11話と12話では、燕山(キム・ジソク扮)がタブー視されてきた史草の閲覧を強行、血の粛清を行う戊午士禍が繰り広げられる。

戊午士禍は燕山が「金馹孫(キム・イルソン)が史草に書き込んだ世祖の風評と金宗直(キム・ジョンジク)の弔義帝文が(曽祖父である)世祖を凌蔑している」と金宗直とその弟子の金馹孫などの51人を処罰、そのうちの6人を死刑に処した事件だ。

ドラマは、戊午士禍の発端である弔義帝文から踏んでいく。弔義帝文は、昔の中国の楚の皇帝だった義帝が臣下だった項羽に殺されたことを嘆く内容だが、柳子光(ユ・ジャグァン)はこの内容が世祖が端宗を殺して王になったことを密かになぞらえて、世祖の過ちについて話していると主張した。燕山は世祖を凌蔑することは王である自分を非難していることだとし、すでに死んだ金宗直の棺を掘り出し、その死体の首を切って、彼の弟子を処刑しながら言路(臣下が王に言葉を伝える道)を遮断して、絶対王権を手に握った。

戊午士禍が燕山の暴政の始まりとされる事件であるだけに、暴君に変わっていく燕山(キム・ジソク扮)の姿が濃く描かれる予定だ。これまで、燕山を踊りと歌で両親に対する恋しさを慰める気弱で繊細な人物として描き出してきたことから、その変化の振幅がさらに大きくなる見通しだ。

燕山役のキム・ジソクは「歴史上の人物を演じるだけに、史料に充実に、燕山が感じた感情を類推しながら役作りをしたが、キム・ジンマン監督と話しながら、当時の燕山の感情ではなく、私が現場で感じる感情を信じることにあんった。ある時は、キューサインを出す前に監督が私の感情を極大化させるために官僚と儒生たちが燕山に言った言葉を叫んでくれたりもした。その時、私が推測して意図したトーンではなく、全く別のものが出てきて、まさに不思議な経験だった」と戊午士禍撮影当時を回想した。

続いて「歴史的な記録をもとにしながらも、現場で感じたことと調和させて、自分の感情を優先すること、そこに重点を置いている」とし「弱弱しかったユンから、暴君の燕山へと向かう、そのステップを細かく段階的に描いていく」と伝えた。

『逆賊』は、史料に忠実でありながらも立体的な解釈を加えて、戊午士禍を描き出す。出生に対する劣等感から立身揚名に目がくらん人物と、その欲望を機敏に利用する燕山を中心に、戊午士禍を新たに描く。庶子出身の実在の人物柳子光(ユ・ジャグァン)はもちろん、ギルドン(ユン・ギュンサン扮)の兄ギルヒョン(シム・ヒソプ扮)もその軸だ。科挙に合格して宮に入ったギルヒョンは、賤民の息子として生きていたときには感じることができなかった感慨にとらわれて、盲目的に燕山に忠実になる。

一方、『逆賊』は、ドラマの理解度を高めるために、公式ホームページに 「逆賊の中の歴史」コーナーを開設した。
  • MBNスター シン・ミレ記者 / 写真=HUNUSエンターテイメント | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-03-06 14:25:24




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