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「耳打ち」イ・ボヨン vs イ・サンユン、歪んだ関係…どうして敵に?


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  • 「耳打ち」イ・ボヨン vs イ・サンユン、歪んだ関係…どうして敵に?
『耳打ち』イ・ボヨンとイ・サンユンのすさまじい関係に関心が集中している。

SBS月火ドラマ『耳打ち』(パク・ギョンス脚本、イ・ミョンウ演出)で殺伐とした戦争を繰り広げるのは2人の男女主人公シン・ヨンジュ(イ・ボヨン扮)とイ・ドンジュン(イ・サンユン扮)だ。彼らは元々望ましい関係で出会い、その出発点は、ときめきと好感ではなく、憎しみと怒りだ。

製作陣は『耳打ち』3話の放送を控えて、凄絶になるほかない2人の男女の関係と今後注目すべきポイントを調べた。

イ・ボヨンは、なぜすべてを投げ捨てなければならなかったのか

警察官のヨンジュは父シン・チャンホ(カン・シンイル扮)を尊敬した。チャンホは様々な圧力にも屈せず最後まで真実を暴くジャーナリストだった。そんな父が防衛産業の不正を取材していたところ殺人事件に巻き込まれた。娘として、警察としてヨンジュは父の汚名を晴らし、必ず真実を明らかにしようと誓う。

しかし、現実は凄惨だった。すべての情況がチャンホを犯人に創り上げた。検察もグルだった。ヨンジュが信じるのはただ1人、事件の担当判事で清廉なドンジュンだ。ヨンジュは直接見つけた決定的な証拠まで見せるほど彼を信じていたが、ドンジュンはチャンホに有罪判決を下した。このことがきっかけでヨンジュにとってドンジュンは、複数の対象の1つで、父の汚名を晴らすのに利用しなければならない存在となった。

イ・サンユン、彼はなぜ所信を捨て権力の手をとらなければならなかったのか

どんな外圧にも屈することのなかった裁判官の彼の人生が惨めに振り回され始めた。最高裁判事チャン・ヒョングク(チョン・グクファン扮)の婿に冷酷な判決を下したことがはじまりだった。ヒョングクは自分が握ったすべての権力を動員しドンジュンを判事再任から脱落させようとした。息子として、母を助けたことさえ、裁判官の地位の乱用として色あせた。そうして彼は絶体絶命の危機を迎えた。

この時、法務法人テベクが現れた。テベクの代表、チェ・イルファン(キム・ガプス扮)の娘スヨン(パク・セヨン扮)と結婚の話が出てきたのだ。イルファンは窮地に追い込まれたドンジュンの状況を悪用し、彼を掌握しようとした。イルファンはドンジュンを拘束の危機から救ってやる代わりにヨンジュの父、シン・チャンホ事件の請託の判決を要請した。結局ドンジュンは、自分の残りの人生のために生まれて初めて偽りの判決をしてしまった。

イ・ボヨンとイ・サンユン、2人の男女は、どのようにして敵になったのか

チャンホの有罪判決後、ヨンジュはすべてを失った。警察は罷免され、婚約者さえ去った。さらに彼女は新聞でドンジュンがテベクの婿になるという記事を発見した。テベクは防衛産業の不正関連の事件を担当するところだ。嫌な予感が的中した。彼女はすべてを投げ捨てドンジュンを地獄に落とした。結婚式の前日の夜、酔ったドンジュンと夜を共にした後、脅迫用の映像を撮影したのだ。

それ以後ヨンジュはドンジュンを脅迫してテベクの秘書として偽装潜入した。そして少しずつ映像を公開しながら、彼を圧迫した。自分が望むように動くよう、父の濡れ衣を晴らすことに役立つように、彼を利用した。ヨンジュがドンジュンの弱点を握りながら、彼の息の根を締めていく。不正に彩られた巨大法律事務所テベクの中で奇妙にねじれ、歪んだ関係に縛られた2人の男女は敵になった。

『耳打ち』の中心にあるヨンジュとドンジュンの関係は、嵐のように吹き荒れる出来事の中で、より一層ダイナミックに変化することが製作陣からの耳打ちだ。崖っぷちに立たされ、お互いの手を掴むしかない状況の中、2人の関係がどのように変わるのか成り行きが注目される。

『耳打ち』は毎週月、火曜日の夜10時に放送される。
  • シックニュース キム・ジヨン 記者 / 写真=SBS提供 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-04-03 10:14:00




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