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「カネの花~愛を閉ざした男~」最終回 チャン・ヒョクとイ・ミスクの視聴者圧倒する対立で名作ドラマに

「カネの花~愛を閉ざした男~」最終回 

▶ この記事にはドラマ本編のあらすじやネタバレの一部が含まれています。

  • 「カネの花~愛を閉ざした男~」最終回 チャン・ヒョクとイ・ミスクの視聴者圧倒する対立で名作ドラマに
MBCの週末ドラマ『カネの花~愛を閉ざした男~』が好評のうちに幕を下ろした。最終回では少し惜しい設定で視聴者たちが物足りなく感じたりもしたが全体的に24話の旅をスリルいっぱいに展開したという評価の中で有終の美をおさめた。

『カネの花~愛を閉ざした男~』はお金を支配しているという錯覚のなかで生きるが実はお金に飲み込まれてしまった話を描いたドラマだ。3日、23話と24話の連続放送で幕を下ろした『カネの花~愛を閉ざした男~』は、チョン・マルラン(イ・ミスク扮)がすべての真実を暴露されて刑務所に入り正気を失う一方、生涯をかけた復讐を終えて罪の代価を払った後に新たに出発するカン・ピルジュ(チャン・ヒョク扮)のストーリーが大きな軸となって描かれた。

チョン・マルランはカン・ピルジュに最後の反撃を敢行した。

検察に出頭して自分の息子チャン・ブチョン(チャン・スンジョ扮)がチャン氏の血筋ではなく婚外子のカン・ピルジュが不正に会長になったと嘘の供述をした。しかしカン・ピルジュはチョン・マルランをオ運転手(パク・ジョンハク扮)殺人容疑で通報、最終的に刑務所送りとなった。

チョン・マルランは刑務所で最終的に正気を失った。カン・ピルジュは政治資金問題で獄中生活を送った後に出所、新しい生活を始めた。特に別の婚外子がカン・ピルジュをナイフで刺して危機を迎えたが、これがカン・ピルジュとの象徴的な別れを意味したという解釈が支配的だ。結局、カン・ピルジュはチャン・ウンチョンという本当の名前に生まれ変わり、チョンアバイオ持株会社の代表理事の面接に出席した。

ナ・モヒョン(パク・セヨン扮)とのもつれた運命の糸は最後まで克服できなかった。2人はお互いの気持ちを知りながらも恋を成就させることができないまま、それぞれの道を選んだ。ただしカン・ピルジュに訪れた決定的瞬間にナ・モヒョンが命を救うことに一役買い、縁を続けることになった。

ストライキにもよらず花を咲かせた『カネの花~愛を閉ざした男~』だった。去る9月から72日間続いたストライキの影響でMBCドラマが全体的に低迷していた当時に出発した『カネの花~愛を閉ざした男~』はチャン・ヒョク、イ・ミスクなどそうそうたる俳優たちの出演にもよらず大きな注目を集めることができなかった。しかし、毎回どんでん返しを重ねるジェットコースターのような展開で視聴者をしっかりと捕らえた。特に財閥家の素顔をそのまま見せながら「マクチャン(ハチャメチャ)ドラマ」の汚名より「ウェルメイド」という好評を受け、2017年~2018年のMBCドラマに意味を持たせた。

最後まできっ抗とした対立を見せたチョン・マルランとカン・ピルジュの姿は「演技の神」イ・ミスクとチャン・ヒョクのコラボレーションで相乗効果を出した。特に2人はドラマの序盤から財閥の世界で特別に絡み合った恋人のよな親子のよう妙な関係を続けてきたが、最終的に宿敵となる運命を避けることができなかった最後まで、きっ抗とした対立で視聴者を圧倒した。
  • スタートゥデイ パク・セヨン記者 / 写真=ドラマポスター
  • 入力 2018-02-04 07:22:26




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