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「三十ですが十七です」5・6話 過去の記憶でパニックになったヤン・セジョン、シン・ヘソンに「行かないで」

「三十ですが十七です」5・6話 

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  • 「三十ですが十七です」5・6話 過去の記憶でパニックになったヤン・セジョン、シン・ヘソンに「行かないで」
韓国に台風より「三十突風」が先に上陸した。 SBS月火ドラマ『三十ですが十七です』が放送から2週間で2桁の視聴率を突破し、視聴者の月曜病を癒すヒーリングワクチンの座についた。

視聴率調査会社ニールセンコリアによると、『三十ですが十七です』(6話基準)の首都圏視聴率は10.1%、全国視聴率は8.8%を記録し放送から2週間で2桁の視聴率を突破した。

『三十ですが十七です』5話は全国世帯視聴率7.6%、首都圏視聴率8.9%、視聴者数105万3000人、6回は全国8.8%、首都圏10.1%、視聴者数121万7000人を記録し夜10時59分頃、首都圏視聴率は10.88%、視聴者数は130万2336人に達した。

これは前回の放送から最大1.1%上昇した数値で、月火ドラマの1位の座をしっかりと固めた。20歳~49歳での視聴率は世帯視聴率よりも大きく上昇し5話4.6%、6話5.1%で、過去の放送の視聴率よりも最大1.4%上昇させ、3.0%にとどまった『ライフ』との差をさらに大きく広げた。

30日の放送ではウ・ソリ(シン・ヘソン)とコン・ウジン(ヤン・セジョン)と彼の甥ユチャン(アン・ヒョソプ)、そして家事ヘルパーのジェニファー(イェ・ジウォン)の本格的な同居が繰り広げられた。これと共に13年間、昏睡状態に陥って心は17歳だが体は30歳のウ・ソリと、13年前に片思いしていた少女を死なせたという罪悪感のために心が17歳で止まってしまったコン・ウジンがそれぞれの方法で遅い成長期に直面し始める姿が視聴者たちの注目をひきつけた。

コン・ウジンとユチャンの家で住み込みを開始し一息つくことができたウ・ソリは、まず最初に叔父の行方を探した。過去、叔父が運営していた貿易会社のホームページを検索してみたが、すでにそのホームページは痕跡すらなく消えた状況。ウ・ソリは13年前の事故当日、日本に出張へ行くと言っていた伯父をソウルで目撃したことを思い出し、彼の行方に深い疑問を抱いた。

コン・ウジンはウ・ソリが犬のトッグ(フェン)の命を救ってあげたことをきっかけにウ・ソリを家に迎え入れたが気に入らなかった。人と関わることが何よりも嫌いなコン・ウジン、現在の所有者である自分より昔の飼い主のウ・ソリの言うことをよく聞くトッグ、自分より家の隅々をよく知っているウ・ソリの行動が妙に気に障ったからだ。さらに、自分の心の中の傷を刺激する質問を悪意なくするウ・ソリにかっとしたコン・ウジンは「子供ですか?ずっと話してるのに、これだけ反応がなければ聞きたくないという意味っていうことぐらい普通、その年齢だったら気づかないんですか?それぐらいも把握できないんですか、大人が?」と毒舌を吐き、再び心の扉を閉ざした。

ウ・ソリは失われた時間を取り戻そうとする努力を開始した。バイオリン以外、できることが1つもないウ・ソリなのでバイオリンを直して再度、音楽を始めようとした。しかし、工房での修理費の見積もりは200万ウォン。ウ・ソリにそのような大金があるはずがなかった。これにウ・ソリはまた来ると言って残念そうに帰り、工房の主人は不満そうなウ・ソリの後ろ姿に向かって「いくらすごいものでもそうやって放置すれば、古物になってしまうのは一瞬です。楽器でも、人でも」という意味深長な言葉を残した。

ウ・ソリは工房の主人が言うような「古物」になりたくなかった。これに修理費の200万ウォンを稼ぐために職探しに専念した。しかし、13年という歳月をスキップしたのも同然のウ・ソリは面接官の立場から見たとき、「中卒」で「資格未達」だった。何度も面接に落ちたウ・ソリは自分の唯一の誇りだったバイオリンの演奏の実力も固まってしまった手と一緒に消えてしまったという事実を悟った。さらにアルバイトの募集をしていたカフェで「20代の人だけを募集している」という話まで聞いて挫折した。この時、偶然出会ったユチャンは心からウ・ソリを元気づけてウ・ソリはユチャンに自分が13年間、意識不明の状態だったという事実を打ち明けて憂鬱だった気持ちを打ち明けた。

続いて、ウ・ソリに奇跡が起こった。ある音楽学院で急な状況のためウ・ソリを採用することにした。飛ぶように幸せになったウ・ソリはところかまわず小麦粉の生地で指の筋肉の運動をして、夜中2時を過ぎても授業の準備をするなど熱心に取り組んだ。そして、このように熱心なウ・ソリの姿はしきりにコン・ウジンの目に入ってきて、ウ・ソリが家に来た後に生じる肯定的な変化はコン・ウジンの心を少し揺るがし始めた。

しかし、世間はウ・ソリを再び裏切った。出勤当日、音楽学院がウ・ソリの採用キャンセルの事実を電話で通報した。あいにくその電話を取ったのはコン・ウジンだった。コン・ウジンは関与しないでおこうとしたが、喜んでいたウ・ソリの姿が浮かんで結局じっとしていられなかった。コン・ウジンは初出勤のために音楽学院に向かうウ・ソリを捕まえて事実を告白し、ウ・ソリはこれまでずっと堪えてきた涙を流した。ひとしきり涙を流した後、ウ・ソリはコン・ジンに向かって「おじさん、密かに良い人だと思います。無愛想に見えても知ってみると良い人だと思います」と感謝を表し、これにぎこちなくなったコン・ウジンは「勝手に解釈していないで下さい。今後、そっちと関わることはことはないと思います。だから僕のことを勝手に考えないでという話です」と文句を言ったが一層柔らかくなった姿だった。

最高の1分は10時59分のエンディングシーンだった。ウ・ソリとコン・ウジンが一緒に車に乗っていた中、ウ・ソリが道の向こう側で叔父を見つけて、彼を追跡するために車道の真ん中で降りてしまった。この姿を見たコン・ウジンは突然、13年前の交通事故の記憶が浮かんでパニックになり、走る車の中を疾走するウ・ソリの腕を握って「動かないで。行かないで」と涙混じりに懇願して、今後の展開への関心を高めた。ウ・ソリとコン・ウジンの関係が急変することを予告するシーンだ。

『三十ですが十七です』は今日(31日)、午後10時に7~8話が放送される。
  • 毎日経済 スタートゥディ ヤン・ソヨン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-07-31 08:09:56




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