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家具市場、「価性比」の代わりにデザインを優先する「デ性比」商品が人気

ハンセムモールで今年の家具購入経験者にアンケート調査をした結果…「デザイン優先39%、価格は11%」 

低成長基調が続き、価格に比べて性能を考慮する「価性比」消費が、市場のトレンドを主導している。しかし、家具市場に限っては価格に劣らずデザインも購入するかどうかを決定する重要な要因だということが分かった。

インテリア専門企業ハンセムは14日、先月21~25日にかけてオンラインショッピングモール「ハンセムモール」の顧客455人を対象にアンケート調査した結果、デザインが家具の購入決定過程の中で最も多く影響を与えることがわかったと明らかにした。

デザイン、機能、素材、価格などの購入要素として挙げられた7つの要素のうち、39%の回答者が「デザイン」を購入する際に最も影響を与える原因として挙げた。デザインの後に続いて「機能」(20%)と「材質」(15%)が家具の購入決定に影響を及ぼしたことが分かった。「価格」を家具の購入で最も重要だと見る消費者は、全回答者の11%にとどまった。

「デザイン」以外の要素は、年齢別で重要度に差があった。20代の回答者の57%が「デザイン」を最も重要だと考えたが、「価格」もやはり13%で2番目に重要な購入決定要因だった。50代の場合、「利便性(23%)」を重要な購入要素として挙げた。このほかにも、全回答者が最近1年間で家具インテリア製品の購入に支出した費用の規模では、「300万ウォン以上(40%)」が最も多かった。

ハンセムの関係者は、「アンケート調査の結果、年齢や性別を問わず、デザインが重要だと考えていることが分かった」とし、「家を『私のための空間』であり『見せたい空間』として飾り、見せようとする消費者ニーズが反映された結果とみられる」と伝えた。
  • 毎日経済 アン・ガプソン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-12-14 16:43:22




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