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「私は永遠の土スプーン」…20%が社会的最下層だと認識


  • 「私は永遠の土スプーン」…20%が社会的最下層だと認識
過去20年間、自分を「土のスプーン(銀のスプーンにちなんで、生れた環境が社会的に低い場合のことを指す)」だと認識している世帯が増加し、階層移動に対する期待感も徐々に薄まっていることが分かった。

12日、統計庁が発表した「韓国の社会動向2016」によると、所得・職業・教育・財産などを考慮したとき、自身の社会経済的地位がどこに属すると考えるのかについての質問で、1994年には約12%だけが6分類中で最下層を挙げた一方、昨年は約20%へと8%ポイントが増加した。中間層に属すると考えている割合は60%台から53%に低下した。世代内の階層的な上方移動の可能性についても悲観論が徐々に増加していると解釈される。

1994年には一生の努力を通じて個人の地位が高まる可能性に対する肯定的な回答が60.1%に達したが、昨年には21.8%に低下した。これに比べて否定的な回答は5.3%に過ぎなかったが、20年間で62.2%へと垂直上昇した。特に、2015年基準で30代から40代の10人中7人ほどが悲観的な認識を示した。

子供の世代の階層上方移動の可能性についても、10人中3人だけが楽観的で、2人は留保的、5人は悲観的だった。

結婚・出産を決定する年齢である30歳代の悲観的な認識が、2006年の約30%から2015年には約2倍の60%ほどへと増加した。また、世帯所得水準が低いほど世代内・世代間で上方に移動する可能性を低く評価する傾向が明らかになった。
  • 毎日経済 デジタルニュース局 イ・ミョンジュ インターン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-12-13 09:58:28




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