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鳥インフルエンザが上げた卵の価格…3週間で10%上昇


  • 鳥インフルエンザが上げた卵の価格…3週間で10%上昇
高病原性鳥インフルエンザ(AI)が拡散しながら、鶏肉・鴨肉などの家禽類食品の価格が下落して卵の価格が急騰した。

11日、畜産物品質評価院の畜産物価格の動向によると、先月16日に1キロあたり1586ウォンだった鶏肉産地価格が9日基準1286ウォンで300ウォンも下落した。同期間の卸売価格は、3104ウォンから2432ウォンで約700ウォンも下落した。消費者価格も5380ウォンから5184ウォンに下った。

家禽類食品の中では比較的供給安定性が高いと分類される鶏肉の価格さえ揺らいでいるということは、それだけ今回のAI事態の深刻性が高いという意味として解釈される。

畜産物品質評価院の関係者は、「ますますAI事態が拡散し、需要が減って価格に影響を受けたとみられ、当分の間、価格反騰は容易ではないと思われる」と説明した。鴨肉は、一部のAI危険地域を中心に供給問題が浮き彫りになっている。ある大型マート会社の関係者は、「鴨肉の産地のうち、AI危険地域に含まれたところがあり、供給がたやすくなく価格も15%ほど上がった状況だ」と伝えた。

1番最初に直撃を受けた卵の価格は着実に上がっている。卵10個を目安として先月16日に1245ウォンだった卵の産地価格は、今月9日に1367ウォンへと上昇した。卸売価格は同期間に1407ウォンから1507ウォンになった。

AI拡散で卵を産む産卵鶏が大挙殺処分され、供給が減少して価格が上がった。消費者価格はさらに急上昇している傾向だ。Eマートは去る8日、卵30個の消費者価格を従来の5980ウォンから6280ウォンに上げた。ホームプラスの卵30球個の価格は6090ウォンから6290ウォンになった。一部の地域では、1人につき1箱以上買えないように販売制限まで開始された。
  • 毎日経済 ペク・サンギョン記者 / イ・ヒス記者 / 写真=MBN放送映像キャプチャ | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-12-12 17:02:03




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