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孫基禎の銅像を80年前の優勝コースに設置


孫基禎(ソン・ギジョン)選手の銅像が、80年前に彼が優勝したベルリン五輪マラソンコース付近に立った。孫選手の銅像の胸には太極旗が刻まれている。

ドイツ駐在韓国文化院は12日午後、1936年当時にベルリン五輪主競技場周辺のマラソンコース付近のグロッケントルム通りに設置された孫選手の銅像の除幕式イベントを開き、銅像移管の意味を振り返ったと明らかにした。

先立って孫基禎記念財団は、孫選手のマラソン優勝70周年である2006年に銅像2体を製作し、1体はソウル五輪主競技場に、残りの1体はベルリン五輪主競技場に設置しようとした。しかし、ドイツの関係当局と合意できず、2010年にベルリンに到着した銅像は、主競技場ではなく駐独韓国大使館に保管しなければならなかった。

孫基禎記念財団とベルリンスポーツ協会は去る10月、主競技場のコース付近の敷地に孫選手の銅像を移すことに合意し、去る2日にこれを実行した。双方は、2026年まで孫選手の銅像を展示し、期間が終わる3カ月前までにどちらかの異議がなければ、自動的に5年ずつ展示期間を延長することにした。

2002年に他界した孫基禎選手は1936年8月、ベルリン五輪のマラソン競技で五輪新記録である2時間29分19.2秒で優勝した。
  • 毎日経済デジタルニュース局 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-12-12 21:52:35




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